3歳児に本気でイライラ!こんな気持ちを変える魔法の言葉とは?

「もうやだ」「なんで言うこと聞いてくれないの?」「泣きたいのはこっちだよ…」毎日心をすり減らしながらお子さんと向き合う日って1度はありませんか?私はほぼ毎日「なんでなんでなんで」って思いながら過ごしていました。

そういう気持ちって出さないようにしてても伝わっちゃうんですよね…。

癇癪をおこして泣き続けてるのを無理にこちらの思い通りにしようとしたり、こちらがイライラしすぎて怒り過ぎてしまうとお子さんがのびのびと成長することができなくなるかもしれません。

イライラを大好きに変える魔法の言葉があるので今からご紹介したいと思います!

もう3歳児相手にイライラしないためには?

イライラが抑えられないお母さんにぜひ試していただきたいことがあります。その名も【リフレーミング】。リフレーミングとは【枠組みで捉えられている物事の枠組みを外して、違う枠組みで見ること】

お子さんにイライラする理由は多々あるかと思いますが、突き詰めていくとお子さんの主張が【悪い面】・【困ってる面】だと感じているから。そこを長所だと感じられたらそれは【成長】や【喜ばしい場面】に変わります。それが例え泣き叫んでいたとしてもです。

この【リフレーミング】は周りの人を変えるのではなく自分を変えるものなので、この状況はすぐには変えられません。しかし、スーパーでお菓子が欲しいと泣き叫ぶわが子に「この間も買ったのに!」と思うか「こんなに好きな物を見つけられたのね~」と思うかでかける言葉はかわります。

前者の場合は「今日は買わないって言ったよね?なんで約束守れないの?我慢だよ!」ですが、後者だと「それ、好きだもんね~おいしいもんね~」です。すると不思議なことに後者の言葉だとピタリと泣き止むことがあるのです。

癇癪とは自分の気持ちが否定された悲しさや、どうしても自分の意思を貫きたいときにでます。いつもいつも忙しい時に…と思うときもあると思いますが、なぜ、今こんなにかたくななのかを考えるとその癇癪は早く収まります。その時に活躍するのが【リフレーミング】なのです!

実際にリフレーミングを使ってイライラを撃退しよう!

ではまずはリフレーミング一覧表です。

これを見てお子さんの短所と思われる部分を長所へと変えていきましょう!

◆わがまま◆

自分の意見を持ってる。自己主張ができる。

◆頑固・言うことを聞かない◆

意志がしっかりとしてる。

◆落ち着きがない◆

好奇心旺盛、エネルギッシュ、多くのものに興味がわく。

◆おとなしすぎる◆

温和、思慮深い。協調性が高い。

◆気が弱い◆

優しい、物事をしっかりとみる観察力がある。

◆ゆっくりしている・とろい◆

慎重、丁寧、失敗しにくい。

◆騒がしい◆

元気がある、明るい、輪の中心になる。

◆変わっている・周りと同じようにできない◆

個性的、独創的、自分の世界を持っている。

◆ふざけてばかりいる◆

ユーモアがある、面白い、周りを明るくできる。

◆うるさい・よく話す◆

頭の回転が早い、元気、明るい。

◆直ぐに怒る・キレやすい◆

立ち向かう気力がある。

◆しつこい◆

粘り強い。諦めない。

◆威張っている◆

自信がある。

◆すぐ忘れる・だらしない◆

神経質ではない。おおらか。

◆決断できない・1つに絞れない◆

思慮深い、慎重。

◆相手の顔色ばかりうかがう◆

相手の立場を考えられる、謙虚さがある。人の意見に耳を傾けられる。

◆好き嫌いが多い・偏食◆

味覚が過敏、舌が繊細。将来有名シェフになれるかも?

◆スーパーでお菓子を欲しがって地べた泣きする◆

自分の意見を主張することができる。

◆兄姉のまねばかり◆

人に関心がある。

これは子育てでありそうな部分を抜き出してみました!

リフレーミング辞典もあるのてよかったらお子さんの性格を分析してみてくださいね。笑ってしまうなリフレーミングもありますが、子育て中のお父さんお母さんを助けてくれますよ。

それでもイライラがとめられない…

自分の感情をリフレーミングである程度は変えられたとしてもいつも成功するわけではありません。やはり体調やホルモンバランス、何度も繰り返しの日々で我慢できず叱りつけてしまうときはあると思います。

もし、怒鳴ってしまったり、怒りすぎてしまった場合は、素直に「怒りすぎてごめんね」と伝えてください。そして事情を話しましょう。ただ「〇〇だったからイライラした」だと、お子さんが自分はパパママをイライラさせてしまうと自己肯定感が低くなってしまいます。

あくまで「体調が悪かったの」「イライラしてて怒り過ぎちゃったの」と、自分に非があることを伝えて安心させてあげてください。そして【共感】し、【こちらの思い】を伝えるようにしましょう。

【こちらの思い】はしっかりと基準をつくり一貫性を持たせましょう。ここがブレてしまうとお子さんが余計に戸惑ってしまいます。ボーダーラインははっきりとさせましょう。

まとめ

以上リフレーミングをご紹介しました。リフレーミングは魔法の言葉ですが、最初はなかなか切り替えられずお子さんと共に戸惑うこともあるかと思います。しかし、このリフレーミングがしっかりと定着したらお子さんとの関係が劇的に変わること間違いなしです!

最初は私も「こんなんで変わったら苦労しないし」と思っていたこともありましたが、いざ実践するとすぐに効果を感じることができました!

もしも怒りすぎてしまったら…

①怒りすぎたことを謝る

②自分に非があることを正直に話す

③お子さんの気持ちを認め共感する

④こちらの思いを伝える

リフレーミングがうまくできると癇癪も落ち着いて見ることができますよ!ぜひリフレーミングを使って楽しい毎日を送っていってくださいね♪