5歳になると、保育園や幼稚園ではお友達との関わり合いを通して社会性が培われ始めている時期でもあります。モラルやルールなども覚えはじめており「これはやってはいけない」「これはやってもいい」などと自分で判断できるようになる子供もいるでしょう。
子供は元気いっぱいなので外で遊ぶことが大好きですが、季節や天候によってはどうしても外で遊ばせることが出来ないことってありますよね。
室内ですと出来ることも限られてくるので子供がすぐに飽きてしまう・・・。
「最近子供の遊びがマンネリ化してきた」「もっと遊びのレパートリーが増えればなぁ」
「色々な遊びで子供に遊んでほしい」そんな風に考えている方もいるかもしれません。
室内で遊べる遊びやゲームのレパートリーが豊富であれば子供たちも飽きずに遊べます。
この記事では室内でも簡単に遊べる遊びやゲームを紹介していきます。
5歳児の特徴は?今までとの違いは?
具体的な遊びやゲームの紹介の前に5歳になると今までとどう違うのか、何ができるようになってのかを書いていきたいと思います。
・手先が器用になる
5歳になると今までよりも指先がかなり器用になっています。器用になることで何かを作って遊ぶということに広がりが生まれます。自分で何かを作る遊びをさせてあげると、子供の発想力や創造力を養うことに繋がるでしょう。
・道具を使えるようになる
器用になることでハサミを使って曲がった形が切れるようになります。また、スティックのりや粘土のヘラなど、道具の使用用途に沿った使い方ができるようになります。
・ルールがある遊びが出来るようになる
5歳とはある程度ルールというものを理解できるようになっている年齢です。鬼ごっこやかくれんぼといったルールができる遊びも友達と出来るようになってくるでしょう。
5歳児におすすめの室内遊び5選!
粘土遊び
粘土遊びも5歳になると幅が広がっているはずです。手先も器用になり、道具も上手に使えるようになってきているので、今までは自分の頭の中で想像したものをうまく形にできなかったのが今では上手に粘土で形に出来るようになってきているかもしれません。
ごっこ遊び
子供が関心を持ったキャラクターや役柄に成り切って遊ぶごっこ遊び。小さい頃の遊びの定番でもあると思います。男の子だとヒーローに成りきったり、女の子だとおままごとや、お花屋さんなど実在する役柄に成りきることが多いですかね。
5歳だと他人とのコミュニケーション能力も培われているので、ごっこ遊びのルールやシチュエーション、役柄の設定など今まで行ってきたごっこ遊びよりも高度な遊び方が出来るでしょう。
新聞レース
新聞2枚を使ってレースをします。新聞を床においてその上しか移動出来ないというルールです。2枚の新聞を使い、移動出来る場所を作って進んでいきます。
①新聞を2枚用意します
②新聞の上に立って、もう1枚は手に持ちます
③もう1枚の新聞を行きたい場所において、新しい新聞に移動する。前の新聞を拾ってまた行きたい場所に置く
④これを繰り返してゴールを目指します。
ルールは簡単ですが、意外と子供たちは夢中になってくれます。
転んでケガだけしないように注意してください。
こおり鬼
鬼ごっこから派生した遊びです、鬼は子をつかまえにいき、タッチすると子は凍って動けなくなるというルールです。動けるようになるには凍っていない他の子からタッチを受けることです。鬼がすべての子を凍らせれば勝ちです。遊ぶには6人以上は欲しいですね。
大根抜き
小さい頃私がよく遊んでいたのは大根抜きです。大根抜きは全国的には知られていないそうですが、私の地元ではよく遊ばれていました。ルールはとても簡単です。最初に鬼を1人決めます。あとの子は子(大根)となります。
①子(大根)は円になって背中を向け合う形で座り、腕を組み合います。
②鬼は子(大根)の足を持ち、引っ張ります。
③引っ張られた子の両腕が解ければ大根抜き成功です。引っ張られた子も鬼になります。
④これを繰り返して決められた時間内に子が残れば子の勝ち。全員大根抜きされてしまうと
鬼の勝ち。
遊ぶのにある程度人数がいたほうが楽しいですが、道具も必要ないので簡単に始めることができるゲームです。
終わりに
5歳になると今までよりも子供が成長しているので、遊びの幅もかなり広がっています。男の子、女の子と別々に遊ぶようになったりと変化も出てきます。
自分が考えていることを言葉で表現できるようになったり、思考力も発達してきて主体性が生まれてきていますので無理に遊びを強いるのではなく、子供がやりたい遊びをやらせてあげると良いかもしれません。