反抗的な5歳児に効く魔法の言葉を使った効果的な育て方とは?

5歳にもなるとこちらが注意しても無視してテレビに夢中とか、もしくは口答えしたり汚い言葉で言い返してきたり…となにかとママもイライラしてしまいますよね。

自分で出来る事も増えてきた反面、まだまだ親に甘えたい気持ちを持っている年頃なので気持ちのバランスを上手くコントロールするのが難しいそうです。それで気に入らないことがあればすぐに怒ったり、暴力的な行動にでたり、とにかく反抗的な行動をとりがちです。

そこでママは何度言っても聞かないからとつい声を荒げて怒鳴ってしまっていませんか?

しかし怒鳴っても逆効果です。

5歳児は同じように怒鳴り返してきたり、ママがつい手がでてしまったりするとこれも真似てしまい、幼稚園でお友達とケンカした際に手がでてしまう子になります。

子供に「気に入らない事があるときには怒鳴りつけて力で抑え込むもの」だとは覚えさせたくないはず。

出来れば怒鳴らずスムーズに行動してもらい、ママも子供も無駄にイライラせずに毎日を笑顔で過ごしたいですよね。

その為には注意するときのコツがあります。5歳児に効く魔法の言葉を使えばいいのです。とても簡単なのでご紹介したいと思います。

まずママがイライラを少なくするためには?

子供が失敗しても叱らないことです。叱ってばかりいると子供は自信を失ってしまいます。

むしろ、「失敗しても大丈夫!」と安心感を持たせるべきです。失敗して学ぶというチャレンジ精神なくして成長はありません。

そもそも子供は「失敗して当たり前」くらいに構えていたほうがイライラもしませんし、万が一上手に出来ていたら「すごい!」と褒めることが出来ます。

もし失敗してもどうしたらいいのかを一緒に考え、前より少しでも前進したらその点も褒めてあげましょう。

そして日頃から子供に「〇〇ちゃんが大好き」と伝えましょう。

叱られてばかりの子供は「自分はママに嫌われているんだ」と思うそうです。これでは自己肯定感が育ちませんよね。

無条件の大好きを日頃から伝えていると、外の世界でも自信をもって色々な事にチャレンジできるそうです。

うちでは夫婦ともども以前は子供に「可愛い」をよく使っていましたが、「大好き」に変えました。すると自信に満ち溢れた「当たり前だろっ。」というようななんとも満足げな表情をするようになりました。変えてよかったと感じています。

反抗的な5歳児に効く魔法の言葉って?

魔法の言葉とは思ったことをそのまま言うのではなく、プラスの言葉に変換して言うことです。いくつか例文を挙げてみますね。

・「どうして出来ないの?!」ではなく「これが出来るようになったらもっとかっこいいなぁ」

もし出来なくても怒るのではなく「これをこんな風にすると出来るようになるよ。」とやり方を具体的にやって見せるといいです。

実行した後には「すごい!出来たね!」と褒めることも忘れてはいけません。

・「ゲームはもうおしまいって何度言ったら分かるの⁈ いい加減にして!」ではなく

「約束したことを守れる〇〇くんってかっこいいよね。」

・何度言っても聞かないときなど「〇〇くんなんてもう嫌い!」ではなく「~してくれるとママ〇〇くんのこともっと好きになっちゃうなぁ。」や「ママは嬉しいな!」

・服を着せてと言うとき「どうして自分でしないの?!」ではなく「〇〇ちゃんならそれはもう自分で出来るよ。できるところママ見たいなぁ!」

とにかくコツは出来た未来を見据えて褒めたり、否定の感情で言うのではなく肯定文に置き換えたりしてその気にさせることです。

そして、なるべく次のステップに進めるような声がけをするのがポイントです。

また、だらだらして朝の支度をしないときなど、ゲーム感覚でママと競争してみるのもおススメです。

「早くしなさいってば!」ではなく「ママの茶碗洗いとどっちが先に出来るか競争しよう。まさか5歳でそんなに素早くお着換えが出来るような優秀な子はいないでしょうけど~。」

などと言い実行します。

もし子供が勝ったら「ひえぇぇ!優秀な子いた~~~!」と大げさに驚いてあげましょう。

子供は楽しくなってきっと毎朝競争ゲームを持ちかけてくるようになりますよ。

さらに脳を賢くしたいなら5歳までにするといいことって?

なんと5歳ころまでに脳の潜在能力をどれだけ開花させられるかで、賢さは決まるそうです。そんなに早い段階で決まってしまっていたなんてびっくりですよね。

ではどうしたらいいかというと、嬉しいことや楽しいと思う体験をどんどん増やしてあげる事だそうです。簡単に言うとワクワクドキドキする体験をさせるのです。

それによってドーパミンが分泌され集中力の高い子、つまり頭の良い子ができるんだとか。

難しく考えなくても、毎日の食事でもワクワクドキドキ体験は出来ます。

例えば初めて見る料理、初めての味、初めての感触に出会うことです。

これは季節の野菜やフルーツを使うことでわりと簡単に出来そうですよね。多少のアレンジとアイデアは必要ですが、クックパッドを見ればなんとかなりそうです。

あと大事なのは、命や健康を害する事以外は汚いからダメ、危ないからダメと子供の好奇心の邪魔をせずにやらせてあげる事です。

危ない事でも子供にとってはスリル満点のドキドキワクワク体験なんですね。親としてはなんともドキドキヒヤヒヤしますが…。

また、子供の脳にとって部屋は散らかっているほうがどんどん発達するそうです。いろんなものを叩いたり触ったり登ったり、常に手が届くところに色々とモノがあることが大事だそうです。

ミニマリストのママさんからしたらなんとも耐え難い環境でしょうが、散らかされているときこそ脳が発達している時なのでここはグッと我慢で耐えましょう。

そして子供は親が笑顔でいればそれだけで楽しく嬉しい為、子供を膝の上に座らせて楽しく絵本を読んだり、勉強したりするとドーパミンが分泌されるそうです。

勉強といっても就学前なので自分の名前をひらがなで書く練習くらいで十分じゃないでしょうか。

まとめ

反抗的な5歳児にイライラしないためにはまだまだ失敗するものだと心に留め、失敗しても怒らず頑張った過程を褒めることです。

また否定ではなく肯定文に変換した魔法の言葉を使い子供をやる気にさせるのが反抗的な5歳児に効果的な方法です。

そして時には家庭で出来る簡単なドキドキワクワク体験も取り入れてあげると、言うこと聞かない反抗的なだだっ子がいつしか賢い子へと変貌をとげる日が来るハズ?!です。