子育てをしていく中でその子の性格を見ながら、サポートしていくのが親の役割ですが、どんな習い事が賢い子へと成長させてくれるか考えることってありませんか?
「賢い子」と一言でいっても「勉強のできる賢さ」と一般的に言われる「頭の回転の早さ」とでは違ってきます。勿論、勉強が出来ることは良いに越したことはありませんが、何事においても目標にに向かいどのようにして達成するかのプロセスが重要ではないでしょうか。
賢い子に育てたいと親の押し付けで無理やり習い事をさせても、子どもにとってはトラウマになってしまうことがあります。幼年期のトラウマは大人になっても悪影響を及ぼし人生を潰してしまうといっても過言ではありません。
では、どのような習い事をいつからすれば賢い子に育てる事ができるのか紹介していきたいと思います。
賢い子に育てる効果的な時期は!?
周りの子供は早い時期から習い事させているけど、「うちは大丈夫かな!?いつからどんな事をさせたらいいのかな!?金銭的な負担も気になる!」と考えることはないでしょうか。
2019年の習い事調査では2歳から3歳にかけてスタートさせている家庭が多いという結果がでています。
しかし、周りが早くから始めているからといって焦ってあまりにも早い時期から始めてしまうと子供も親もストレスになり悪循環になってしまいます。
賢い子に育てる時期はその子どもによって違うので、子どもの状況と家庭環境にあった事をみつけてあげるのがベストではないでしょうか。
習い事開始のタイミングとは!?
「ゴールデンエイジ」は人間の神経の発達がもっとも活発になる幼少期だと言われています。この年齢での過ごし方が、のちの子どもの能力に大きな影響を与えると言われています。
このゴールデンエイジの時期は好奇心旺盛で、色々な経験をすればするほどいい刺激になります。
2〜3歳頃から小学校低学年くらいまでの発達が著しい時期のことを「プレゴールデンエイジ」といい、多様な動きで神経を刺激しておくと、ゴールデンエイジでの成長に役立つといわれています。
子どもに好奇心を持たせるは、相応しい年齢で習い事をすることが重要だといわれています、脳が刺激され自然と楽しみながら出来るとどんどん興味がわいてきます。では、何歳でどのような習い事から始めたらいいのか見ていきたいと思います。
脳医学者の滝靖之さんが書かれた『賢い子に育てる究極のコツ』という本の中では
・0歳~ 図鑑・絵本・音楽
・3歳~5歳 楽器・運動
・8歳~10歳 語学
・10歳~思春期 社会性・コミュニケーション能力
というふうに紹介されています。
賢い子に育てる習い事はなに?
先ほど紹介した本には「初めての習い事を検討し始める3歳ごろには、ピアノなどの楽器が脳科学の観点からもおすすめ」とうふうに書かれています。この時期には特に音感やリズム感が身に付きやすく、好奇心を伸ばすのに効果的だそうです。
最初の習い事は「ピアノ」が一番いいそうです。ピアノを習っておくことが、将来の英語習得にも役立つそうです。
私は幼稚園でピアノを始めましたが、あまり好きではなかったのと家庭の事情で練習が出来なかったので小学2年生で辞めてしまいました。しかし、心底嫌いでなかったようで自分で楽譜を買って、自分なりにアレンジして弾く事に興味が沸きだしました。今思えば、「練習をしなければならない」という枠が嫌だったように思います。今振り返るとピアノを通して基本を習っていると応用ができるようになったのかなと思いました。
また、大人になってから始めた茶道は、お茶の入れ方だけではなく、お客様の事を第一に考えて接待をすることから、今で言う「空気をよむ」訓練になったように思います。小さい時は何がなんだか分からないかもしれまれんが、いける時に2歳の娘を稽古へ連れていって観察させています。最初は緊張していましたが、私のお点前を見て自分もやりたいと膝の上に乗ってきました。
また、年始に娘を体操教室の体験に連れていきましたが目を輝かせ喜んでいました。金銭的な事もあるのですぐに入会とはいきませんでしたが、楽しんでいる姿をみると何に興味があるのか一目瞭然です。家の中では、簡単な楽器(タンバリン、ハーモニカ、カスタネット、ギター)を触らせたり、塗り絵や折り紙、などをして、何に興味があるのかリサーチ中です。
まとめ
賢い子に育てる習い事や時期について紹介してきました。
子どもにとって貴重な幼年期。賢い子に育つきっかけづくりは出来る限りしてあげたいですよね。そのためには
・好奇心を育てる
・無理矢理させない
・子どもも親もストレスを感じない
という事をベースに、子どもの興味があることをリサーチし沢山体験させてあげてください。そうしている間に子どもにあった習い事に出会えるはずです。何より大切なのは親子で楽しんですることです。是非色々な事にチャレンジさせてあげてください。