叱っても響かない子供VS分からせたい親の戦いに終わりはあるのか

毎日同じことで子供を叱っていませんか?昨日も叱ったことを今日もしている。ひどい時はさっき言ったのに、またすぐに同じことをしていることがあると思います。

初めは諭すように言っていたのに、回数が増えるたびに言い方が強くなっていき、最後は怒って爆発してしまった経験があるのではないでしょうか。

親としては叱ることに疲れるし、何度言ってもわかってもらえない絶望感はかなりのストレスになります。

いっそのこと叱るのを止めようかと思うけれど、子供の将来のためにも、親がきちんとしつけなければと、責任感からがんばっておられる方もたくさんいらっしゃると思います。

もしかしたら、今の叱り方では子供に伝わっていない可能性があります。叱り方を変えることで子供に伝わるようになります。少し工夫するだけです。

このままでは、子供はいつまでたっても分からない、分からないから出来ない、出来ないから叱られ続けることになります。

子供に理解してもらい、正しく行動することで成長できます。子供は自信につながるし、ママは同じことで何度も叱ることから解放されるのです。

でも、実際に言われた子供はどんな風に感じているのでしょうか。その頭の中を覗いてみたいものですよね。

あれだけ言ったのに、本当に響いていないのか?

子供がニヤッと笑いながらいたずらをする姿は、何とも腹が立ちます。まるで親を怒らせようとしているみたいです。実際に怒らせようとしているのだと思います。

子供の頃に「してはいけないこと」をわざとしていた記憶はありませんか。叱られることだと分かっているのにしたくなるのですよね。楽しくて止められなくなります。

でも、自分が親になったら子供に叱らない訳にはいきません。

何度も同じことを、だんだんときつい口調で言って、最後には大きな声で怒鳴ったのに、子供は平気な顔をしています。へらへらと笑うことまでありますよね。

実はへらへらと笑うのにも理由があるそうです。

まずは、叱られている現実を受け止められず、自分を守るためにへらへらと笑う。

次は、叱られている時に周りに人がいる場合、恥ずかしくて照れ隠しでへらへらと笑う。

この2つの理由があるそうです。

他にも響かなくなった理由はいくつかあります。

叱られ慣れてママの言葉は右から左へ流れている

・目先の楽しさに勝てずに聞こえないふり

・好きなこと(やりたいこと)だから止められない

などがあります。

ママが一生懸命言っているのに効果はあまり得られていないと考えられます。

でも、親の言うことをきちんと聞いている子がいますよね。羨ましくて、どうすれば我が子も同じように育つのかと思いますよね。

素直に親の言うことを聞く子はいい子と思いがちだが、実は危険が潜んでいる

「もう寝る時間だから、片づけしてお布団に行こうね」と言って、素直に片付けをし、布団に入る子供。

自分の好きな遊びをしていたのに、親に止められると言われた通りにする子供。

どちらも親の言うことを聞くいい子で、親としてはありがたく感じます。でも子供としては、どうなんでしょうか。自分のやりたいことができないし、「イヤだ」と自己主張をしていません。

実はこういう子は「いい子」を演じている場合があります。親のために我慢をして、言われたことに従っているのです。

本来子供はわがままで、自己中心的です。子供の特権とも言えます。それを我慢しているのです。

そういう子は将来、自分で何かを始められない、言われたことしか出来ない状態になる可能性が高くなります。また、我慢してきた不満が爆発して、イジメをする・暴力を振るう・不登校になるなどのリスクも高くなります。とても恐ろしいことです。

そうすると我が子が、叱っても響かないことがあっても仕方ないな、と思えてきますよね。

でも、どうすれば分かってもらうことが出来るのでしょうか?

子供の心に響く言い方はどんな言い方なの?

いつもの言い方で子供に響いていないな、と感じたら言い方を見直してみましょう。おススメの言い方があります。

その時その場で伝える

そういえば昨日のことだけど、と時間が経ってから言われても、子供は分からなくなっています。今を全力で過ごす子供には、時間が空かないようにしましょう。

短い言葉で伝える

長い説教をするつもりはなくても、叱り始めたらつい、あれも言わなければ、これも言わなければ、と伝えたいことが出てきます。理解していない雰囲気だと、説明に力が入ってしまいます。

でも、話しが長いと子供は飽きていて、話の内容は理解されなくなります。大切なポイントは短く教えてあげてください。

威圧しないで冷静に伝える

叱るときに力が入って、声が大きくなる、言葉が強くなることがあると思います。分かってほしいと思うからこそ、力が入ってしまうのですが、子供は内容よりも怒られていることに気が向いてしまいます。

落ち着いて、冷静に話しましょう。

子供の話しを聞く

子供にも何かしらの理由があって、その行動をしています。たいした理由では無い、と決めつけず、子供の意見を聞いてあげてください。

その時に、子供の話しを全部聞きましょう。途中で否定することもやめましょう。子供は聞いてもらえた安心感が持てます。

叱るのは一人にする

大人でもみんなから責められると辛いですよね。子供はなおさらです。大好きなパパとママの二人から叱られたら、パニックになってしまうかもしれません。

パパが叱るなら、ママはフォローする役割になってください。子供を追い込まず、逃げ場を作ってあげてください。

他に、男の子の場合はプライドを大切にしてあげてください。人前では叱らないようにしましょう。周りにお友達がいる場合は、移動しましょう。

女の子の場合は、叱られている理由を理解している場合が多いです。あとは優しい口調で、言葉を選びながら、話し合うようにすると効果があります。

どうしても「今すぐに」効果が欲しいと思ってしまいますが、子育ては長い期間かかるものです。持久走にも例えられるように、すぐに効果を期待せず、長い目でみてあげてください。

まとめ

叱っても響かない子供と分からせたい親の戦いは、長いものになる可能性があります。素直に聞いてくれる子は羨ましいけど、危険が潜んでいます。今はまだ分かってもらえなくても、心に響く言い方を続けていけば分かってくれる日が来るはずです。

家やお母さんの前では、きちんとしているように見えなくても、幼稚園、保育所、学校などでは案外きちんとしているということがあります。