小学生のうちに始めたいおすすめの習い事

子供の習い事って本当にたくさんありますよね、水泳、ピアノ、習字、そろばん。パッと思い付いただけでもこれだけあります。

今は英語やプログラミングなども小学生から習わせる時代であり、親としては習い事がたくさんありすぎて何をやらせてあげればいいのか悩んでしまうでしょう。

 

習い事は子供が興味を持ったものをやらせてあげるのが一番です。子供の自主性を尊重してあげましょう。しかし、小学生くらいだと自分が何に興味があるのかわからずに、やりたい習い事が無いという子供もいると思います。

小さい頃ってこどもは学校と家庭くらいしか知りませんので、多くのことを知らずに小さい社会で生きています。そうなるとなかなか自分の世界が広がっていきません。

 

習い事をすることで、今まで知らなかった様々な世界を知ることが出来ます。その知らない世界に触れてみて、実際に体感することは子供にとって大きな刺激になります。

この記事では子供に何を習わせるべきか迷ってしまった時におすすめの習い事を紹介します。

小学生の子供に習わせるべきおすすめの習い事

それではここから1つずつおすすめの習い事を紹介していきましょう。皆さんが気になる習い事にかかる費用についても簡単にまとめておきます。

水泳

私が子供のころから習い事の定番と言えば水泳です。定番になるにはちゃんとした理由があります。水泳は無理なくバランス良いカラダ作りができる運動です。水の中では浮力があるのでこれにより、成長期の骨や関節に大きな負担をかけることなくカラダ作りができます。

 

また、水泳は全身を使った運動ですので筋肉をバランスよくつけることができ、基礎体力も向上します。

 

費用としては一般的なスイミングスクールで¥5,000〜¥8,000/月程度です。初期投資として水着、ゴーグル等は買わなければなりませんし、小学生は成長も早いですので数回は水着を買う必要が出てくるでしょう。それでも特別高い!という習い事ではないと思います。

 

ピアノ

ピアノもまた昔から習い事の定番ですね。習い事の王道なんて言われたりもしています。

実はピアノの演奏ってかなり難しいことをやっています。

楽譜を先読みして短記憶しながら右手、左手の指先に対して異なる指令を脳から出し、楽譜を後追いしながら演奏する。

更にそれに加えてペダルを踏むのに足まで使っているわけですから、ピアノの演奏は非常に頭を使います。こういったことからピアノは脳の発達を促して脳機能がまんべんなく育てられるとった見解を示す脳科学者もいます。

とある調査結果では東大生の2人に1人はピアノ経験者ということが分かっています。このことからも脳の発達にピアノが密接に関係しているのだと考えさせられますね。

費用としては¥5,000〜¥8,000/月程度。毎月の費用としては大きくはないですがピアノの購入費用は大きいです。生ピアノと呼ばれるいわゆるグランドピアノとなると何百万の世界ですので、一般的には電子ピアノを購入することになると思います。

しかしこの電子ピアノでもある程度良いものを買おうとすると¥100,000〜¥200,000程は必要になってきます。決して安くはない金額ですが学ばせる価値はある習い事だと思います。

体操

運動神経の発達は幼稚園から小学校卒業くらいまでに最も伸びる時期と言われています。この時期にマット、鉄棒、跳び箱の体操運動をすることは運動能力の向上に繋がります。

走る、跳ぶ、回ることは運動における基本動作でもありますので、将来的に子供が他のスポーツに進んだ場合でも通用する基礎運動力が培われることになります。全身運動でもありますので子供の体力もつくでしょう。

 

1つ心配なこととしては他の運動と比べても怪我の可能性が高いということでしょうか。怪我の可能性が高いことについては容易に想像はできるかと思いますが、カラダを回転させたりする動きが大きいのでどうしてもバランスを崩したりした場合のリスクが大きいです。

 

費用としては¥4,000〜¥6,000/月程。初期投資として体操着、シューズ代などがかかりますがさほど大きい費用はかかりませんね。

プログラミング

最近話題になっているのが習い事でのプログラミングです。2020年度からは小学校の授業で必修化されることになったプログラミング。必修化より前にプログラミングに触れておけば、すんなりと授業にも入っていけるでしょう。

何より今はIT技術の進歩が凄まじい時代です。小学生でもスマホやタブレットを持ち、身近にSNSやアプリ、インターネットを使っています。そして世の中の多くのものはプログラミングで動いています。

小さい頃からプログラミングの原理を学び、コンピュータに意図した動作を行わせるために必要なプログラミング力、論理的思考力を身につけておけば、これからますます進歩していくIT化にもついていけることでしょう。

費用としては月2回のコースで¥6,000〜ほど、月4回だと¥10,000以上になるようです。この他にも教材費やパソコン購入費なども考えると安く始められるものではないかもしれません。

一番おすすめしたいのは水泳

この中で私がおすすめしたい習い事は水泳です。水中による全身運動によりカラダに大きな負担をかけることなく、カラダ作りができるのは非常に大きなメリットだと思います。また、水泳自体も人気の習い事なので各地に多くのスイミングスクールがあります、環境的にも費用的にも始めやすいのも魅力だと思います。

無理に習い事をさせるのはNG

子供がやりたくもない習い事を親の意思だけでやらせることだけは辞めましょう。無理やり習い事をさせて嫌がりながら続けていても子供が大きく伸びることはありません。

他にもっと大きく伸びることができたはずの時間とエネルギーを無駄に消費してしまうだけです。子供が一番伸びるときは自分のやりたいこと、好きなことに熱中して取り組んでいるときです。

私は幼稚園の頃に水泳とピアノを習っていましたが、自分の意思で始めたものではありませんでした。水泳もピアノも嫌でしょうがなかったのかと言われると、そうではありません。

もちろん楽しかったこともありましたが、親にやらされているという気持ちが強かった事を覚えています。そんな気持ちでやっていたので長くは続かずに、結局小学校4年生で水泳もピアノのも辞めてしまいました。

その後は自分の意思で始めたバスケットボールを大学までの約12年間続けました。バスケットに興味を持ち、自分の意思で始めて好きなことだったからこそ長く続けることが出来たと今でも思っています。

終わりに

習い事は子供がやりたい事をさせてあげるのが一番です。子供自身がやりたい習い事があればそれをやらせてあげればよいのですが、なかには何がやりたいのかわからない子供もいます。

そんな子供にはまずは色々な習い事を体験させてあげるのが良いでしょう。

色んな習い事を体験していくうちに自分は何をしているときに楽しかったり、熱中できたりするのか。どんなことに興味があって、どんなことに興味がないのかが自分の中で見えてくるようになってくるはずです。

最近ではどの習い事でも体験できるような企画やプランが組まれてることが多いです。まずは親の意思で構わないので子供に色々な習い事を体験させてみて、そこで子供の反応や感想を聞いてあげて習い事を始めさせるのが良いと思います。