頭のいい子を育てる母親とは?どんな事をしてる?

子供の教育っていつの時代も親のテーマですよね。子供に対してどういう教育をすればいいのだろう?と頭を悩ませている親御さんも少なくないかと思います。自分の子供には将来の為にも、出来れば頭のいい子に育ててあげたいと考えるのが子供を持つ親であれば当然です。

 

仮に頭の悪い子に育ってしまうと将来なりたい職業に就くことが出来ないなど、人生の選択肢の幅も狭くなってしまうことでしょう。でも、頭のいい子に育ってくれれば、きっとなりたい職業につくことも出来ますし、人生を豊かに生きていけるはずです。

 

では頭のいい子を育てるにはどうすれば良いのでしょうか。子供の頭の良さというのは生まれ持って与えられたものではなく、母親の接し方が大きく影響すると言われています。今回はそんな子供にとって重要な存在である母親にスポットを当ててみましょう。

 

頭のいい子を育てる母親には共通点があります。

頭のいい子を育てる母親が行っている5つの事

頭のいい子を育てる母親ってどんなことをしているのでしょうか?気になりますよね。すごく特別なことって実はしていません。心がければどんなお母さんにも出来ることですので是非チェックしてみて下さい。

 

①子供に実体験を与える

頭のいい子を育てる母親は、子供にどんどん実体験を与えます。

 

例えば写真や図鑑で何かに興味を持ったら、出来るだけ早く本物を見せてあげて下さい。

動物に興味を持ったら、動物園に。魚に興味を持ったら水族館に連れて行ってあげるのです。そうすることで子供の中では空想でしかなかったことが、現実と結びつきます。

 

この空想と現実を結びつける体験を繰り返すことにより、知的好奇心がどんどん膨らんでいき、あれも知りたい、これも知りたいと色々なことを吸収するようになります。

 

②自分のペースでやらせてあげる

親というものはどうしても自分の子供を比べてしまいます。

クラスの◯◯ちゃんはもうあんな事ができるのに、、、と自分の子供と比べてしまったことはありませんか?

 

頭のいい子を育てる母親は、子供に自分のペースでやらせてあげます。

目先のことに囚われて成果を急ぐあまりに出来ないことを否定的に怒ってしまうと、子供は自分に自信を持てなくなってしまいます。

 

子供、大人に限らず、自分のペースを乱されるのは人間誰しもイヤなものですよね。

隣の芝生はどうしても青く見えてしまいます、他の子と自分の子供を比べると、劣っていると思いがちですが子供にはそれぞれ生まれ持った自分のペースがあります。

 

他の子と比べて「早い」「遅い」などと気にする必要は全くありません。

③子供と公園によく出かける

公園によく出かける?それくらいだったら私もやってます!というお母さんもいるかと思います。ではお子さんと公園に出かけて何をして遊んでいますか?滑り台でしょうか、それともブランコでしょうか。はたまたアスレチックでしょうか。

 

頭のいい子を育てるのに大切なのは砂遊びです。砂遊びの「考えて作る」という行為が子供にとても良い影響を与えます。今日は砂で何を作ろう? どんなモノが作れるかな?と

子供が自分自身で考えることによって、新しいものを創造する力が培われます。

 

また砂を握ったり、なぞったり、指先をたくさん動かす遊びなので脳に刺激を与えるという点でも非常に重要です。

④母親が大人になっても勉強している

頭のいい子を育てる母親は大人になっても勉強をしています。

資格の勉強や専門書を読み、知的好奇心を持ち勉強に向かう姿勢を子供に見せることは子供の勉強意欲を大きく刺激します。

 

母親が楽しんで勉強をする姿勢を見せていれば、子供は勉強するのが当たり前、勉強は楽しいものだと感じ、何も言わずとも自主的に勉強をするようになるでしょう。

⑤子供に本と触れ合う機会を作る

頭のいい子を育てる母親は小さい頃からたくさんの本と触れ合うようにしています。

絵本の読み聞かせをしたり、図書館でどんどん新しい本を借りてきたり、本を買い与えたり、子供が本と触れ合う機会をたくさん作ります。

 

そして本とたくさん触れ合う機会を与えられて育った子供は、読書習慣が自然と見に付きます。読書習慣が見についた子供はたくさんの本を読みますので、自然と多くの言葉や文章と触れ合います。それにより語彙力や文章理解力が向上し、結果として学力の向上へと繋がるのです。

心がければどんなお母さんにでも出来るはず

どうでしたでしょうか?そんなに特別なことってしていませんよね。強いてあげれば大人になっても勉強をするというのが難しいかもしれません。

 

これは勉強じゃなくても構いません、読書でも良いと思います。母親に読書習慣があれば子供は小さいときから読書をする母親を見て読書に興味を持ち、読書をすることによって知的好奇心を持つようになり、結果として勉強意欲を刺激してくれるはずです。

頭のいい子を育てる母親が子供に遊ばせるオモチャ

頭のいい子を育てる母親はオモチャ選びにも実は特徴があります、子供が欲しがるオモチャを買ってあげるのも良いですが、時には子供の為になるようなオモチャを与えてみても良いのではないでしょうか。

①プラレール

男の子に人気のプラレールって実は頭をすごく使います。プラレールは自分で線路を好きなように引いて電車を走らせるオモチャです。

この「自分で好きなように線路を引く」ということがポイントになります。

 

駅にホームは何個作ろうかな?駅と駅の間の線路はどのように引こうかな?電車同士がぶつからないようにするには電車をどのくらい間隔で走らせればいいのかな?

 

なんて具合に考えることってたくさんあります。考えて遊ぶことが必要になってくるプラレールは自然と子供に思考力を鍛えてくれます。

 

また最近ですと橋脚や高架などもプラレールで再現できるようになっているので平面だけではなくて立体的な表現力も得ることができます。

②レゴブロック

知育玩具として有名なレゴブロック。レゴジャパンが2018年に実施した「レゴと知育の関連性による調査」ではなんと東大生の68%がレゴブロック経験者という調査結果が出ました。

 

レゴブロックで遊ぶときには指先をよく使います。指先をたくさん動かすことで大脳を刺激されて、活性化することにより、思考力や記憶力が養われるそうです。

 

また、ブロック同士を組み合わせてイメージを形にしていくことにより、「次はこうしてみよう」「ここをつなげてみよう」などと創造力も養うことが出来ます。

③ジグソーパズル

ジグソーパズルは先を予想する力が身に付きます。どのピースがどこに来るのかを予測していかなければパズルを完成させることは出来ません。

 

パズルを効率よく作るためにはピースを色分けしたり、枠組みから作っていくなど、どのように作っていけば良いかを繰り返し思考することにもなりますので、思考能力についても養われます。

終わりに

頭のいい子を育てる為には、絶対にこれは出来ない!といった特別難しいことはありません。ただこれらのことを行っても、すぐに結果は出ないかもしれません。最近の日本の教育には幼い頃から優秀であるべきだという風潮があります。

 

しかし、早ければ何でもいいと言うことではありません。小さい頃は何でも早く出来ていたが、成長するにつれてそうでもなくなり思ったほど伸びないケースもあります。

 

反対にはじめは他の子供と比べて遅れをとっていたが、自分のペースで着実に成長していき、ある時ふとした事をきっかけに大きく伸びるようなこともあります。

 

親として辛抱強く子供の成長を見守ってあげることが何より大切かもしれませんね。