イヤイヤ期がない子がいるって本当?特徴と接し方を探る

一度「イヤ!」と言いだすと、こちらの話を聞かなくなる。泣き出すと床に転がって暴れまわる。仕方なく抱っこしたら反り返って落ちそうになる。しかも結構なパワーがあるから、手に負えないことがある、なんてことはありませんか。本当にお疲れさまです。

でも、どうやらイヤイヤ期がない子がいるそうなんです。なんて羨ましい。どうすればそんな子になるのだろう、うちの子とどこが違うのだろう、と疑問に思うのは当然です。

イヤイヤを少しでもよくしたいと思っているなら、考え方と接し方を変えてみましょう。難しいことはありません。

毎日の家事と育児をするだけでも大変なのに、このままではストレスが爆発して、ママにも子供にも悪影響です。がんばっているのに報われないなんて辛すぎます。

子供の心と体が大きく成長している時期だからこそ、その時間を大切なものにしたいですよね。怒りたくて怒っているわけでは無いのですから。どうにもならなくなった状況を少しでもどうにかしましょう。

イヤイヤ期とはどういうものなの?

そもそもイヤイヤ期とはどういうものなのかというと、一般的に第一反抗期と呼ばれます。

1歳半~2歳頃にスタートする子供が多いようです。

大人の与えるものに対して拒否するような反応を示します。自我が芽生えだしたものの、それを適切に伝えられず拒否したり、拒絶したりすることになるのです。

大人から見れば「反抗」しているように見えるのですが、子供からすると「自己主張」しているんだそうです。

そして自己主張が受け入れてもらえなかったり、重い通りにできないことでストレスになってしまうのです。そのストレスを発散させるためにイヤイヤするそうです。

子供はもどかしい状態なんですね。自分の気持ちに行動が追い付かない。ママがしていることが、自分にも出来ると思っているのですね。

まだ2歳だから無理だ、なんてことは全く頭にありません。

3歳頃になり、言葉で自分の気持ちを伝えられるようになり、ママの話も理解できるようになると落ち着いてくるといわれています。1年~1年半もあるなんて長い闘いですね。みんながイヤイヤになるのでしょうか?

イヤイヤ期がない子がいるの?

少数ですが、イヤイヤ期が無い、もしくは少ない子供がいます。そういう子供は性格的におとなしい子が多いようです。もって生まれたものはどうすることもできませんね。

他に、言葉を覚えるのが早かったので、感情のコントロールが上手くできた。その結果、親とのコミュニケーションが取りやすくなっていたということもあります。

そんなイヤイヤ期のない子供の親の心配は、イヤイヤ期が無いことらしいです。成長してから爆発しないか心配になるそうです。あったらあったで辛いけれど、無かったら無かったで心配になるなんて困ったものですね。

また、親の感じ方の違いもあるそうです。イヤイヤだと捉えていない人もいるそうです。なんて大らかな人なんでしょう。心が痛いです。見習わなくてはならないと反省しきりです。

ではどうすれば、イヤイヤをよくすることが出来るのでしょうか。

イヤイヤ期を無くす・減らす方法

子供が「自分でやりたい」と自己主張してきたら、やらせてあげましょう。せかすのもやめましょう。ママが気を利かして先にしてしまうのもよくないです。ママがやったほうが早いからと、ついしてしまいがちですが待ちましょう。

思う存分やることができたら満足します。例えば、ズボンをはいていてお尻が引っかかって上がらない時は、後ろからこっそり上げましょう。ママはサポート役になってください。自分で出来たと満足します。

そして、出来たら褒めてあげましょう。ママがサポートしていても大丈夫です。一人で出来る日は必ずきますから。まずは、褒めてあげてください。すごく喜びます。ママに褒めてもらうのは何より嬉しいです。かわいいですね。

気持ちの切り替えをさせましょう。何かにこだわっているなら、気持ちを他に向けさせましょう。窓の外を指さして「あれは何かな?」と気をそらします。硬くなっていた子供の心が少しほぐれることがあります。

子供の気持ちに寄り添いましょう。子供が主張してきたときに、すぐにダメ・無理と否定していませんか?ママは忙しいです。なんでも子供の言うことを聞くことはできません。それでも、気持ちを受け止めてください。それだけで違います。

実はこれらのことはイヤイヤ期が無い子供のママが心がけていたことでもあるのです。日頃の接し方に気を付けることで改善される可能性は十分ありそうですね。

イヤイヤ期を楽しむ方法

うんざりして逃げ出したくなるようなイヤイヤ期を、写真や動画に残しましょう。床に転がって大泣きしている様子を写真だけではなく、動画にも残しましょう。今見ると辛いけれど、懐かしく思える日がやってきます。その日のために撮影するのがおすすめです。

まとめ

ママを困らせるイヤイヤ期ですが、子供も困っているのです。言いたいことが伝えられなかったり、したいことが出来なかったりしてストレスが爆発しているのです。

ママは子供のしたいことをさせてあげて、時にはサポート役をして、出来たら褒めてあげてください。記念に写真と動画の撮影もしましょう。

イヤイヤになっている子に正面から向かっても、お互いに疲れるだけです。寄り添ってあげてください。