賢い赤ちゃんや幼児の特徴とは?

子どもが生まれると、「賢い子に育ってくれますように」と親なら誰もが自分の子どもの将来を考え、期待してしまいますよね。子どもが何かできるたびに「うちの子は賢い!天才かも!」と夫婦で喜び合ったりすることもあると思います。

賢い赤ちゃんや幼児には特徴がああります。その特徴を知ることにより、子どもの能力をもっと伸ばすことができるかもしれません。

賢い子どもとはどういう子なのか?賢い子にするために親が出来ることはあるのでしょうか?

赤ちゃんの頃から幼児期までの賢い子どもの特徴をご紹介します。


賢い子は赤ちゃんの頃から特徴はある?

どんな赤ちゃんも、ママから生まれて色々な人と出会い、色々な物を見て育ちます。性格は赤ちゃんによって違います。

人見知りな子もいれば、誰に対してもニコニコして愛想のいい子も。

人見知りな子は、親や身近な人を見分けてわかっているからこそ、知らない人の前では泣いてしまいます。

誰に対しても愛想がいい子も、色々な人と接する機会が多かったり、もともとの性格が社交的なのかもしれません。

なので、人見知りをする、しないなどの性格を見て賢いかどうかを判断するのは難しいかと思います。

生まれてすぐの赤ちゃんは、まだ未熟な五感を駆使しつつ、たくさんの情報を取り込もうとしています。

五感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のことで、様々な刺激に触れることにより、研ぎ澄まされていきます。

常に好奇心旺盛で外の様子を見ているので、その好奇心をより多く引き出したり、好奇心が満たされる環境にいることが、それ以降の成長に必要なのです。

赤ちゃんが強い興味を示している時は、パパやママが積極的に働きかけてあげることで赤ちゃんの好奇心が満たされ、さらなる知識欲を生み出すことになります。

赤ちゃんの好奇心を高めるようにパパやママや周りの人がたくさん触れ合ってあげることが、その後の教育に影響を与え、賢い子に育つと言えるでしょう。

赤ちゃんの好奇心を高めてあげるには?

赤ちゃんがたくさんのことに興味を示せば、その分吸収力も高まります。まずは赤ちゃんをおもちゃで遊ばせながらしっかりと観察しましょう。

赤ちゃんが興味を示すものがわかると、遊びたがっている時が見えてきます。全く興味を示さない時や、示さないものもあります。

赤ちゃんが乗らない時に押し付けても逆効果になりますので、無理強いはしないようにしましょう。逆に好奇心を阻害することになります。

赤ちゃんが興味を示している時は、その情報を欲している時ですので、そのタイミングでたくさん相手をして情報を与えていくのです。

この時も、赤ちゃんの様子を見ながら調整します。

赤ちゃんに強い興味がある時は、パパやママが遊びをやめようとすると、さらに「遊びたい!やめないで!」と、泣いたり手や足をバタバタさせてせがんでくるでしょう。

このように、赤ちゃんの気持ちや様子をうまく観察しながら、望むままに遊びを続けたり、赤ちゃんが乗らない時や嫌がっている時は無理強いはしない。

それが赤ちゃんの好奇心を高めて伸ばすコツです。

様々なことに興味を示す赤ちゃんは、おのずと賢くなっていくのです。

賢い幼児の特徴とは?五感を研ぎ澄まそう!

賢い幼児の特徴は、五感が鋭く、記憶力が高いということです。

賢い子は特に、五感を通して自分の喜びや悲しみ、好奇心や疑問を敏感に感じています。知的好奇心が旺盛で、学ぶことを楽しみます。

勉強やなぞなぞ、クイズが好きな子が多く、遊びながら学び、特に自分が気になることに関してはどんどん学ぼうとします。

何か新しいことができるようになると、大人でも嬉しいですよね。

その嬉しさはまた次の学びに対する原動力となり、次々と新しい知識を吸収していきます。

幼児期から本を読むこと好き

賢い子は、幼児期から本が好きな子が多いようです。

その中でも図鑑が好きな子が多く、図鑑はありとあらゆる内容が載っており、昆虫や魚、植物などの図鑑は実際に目にして本物と比べる楽しみもあります。

賢い子は図鑑で育てるとも言われています。

東北大学加齢医学研究所の滝 靖之教授の調べたデータでは、東大生の9割が図鑑を読んで育ったり、興味を持っていたそうです。

他にも絵本など、賢い子ほど本をたくさん読んでいて、読むことで知識も豊富になります。

まだ自分で読めなくても、パパやママが読んであげてもいいのです。リビングなど、すぐに手が届くところに本を置いておくことをおすすめします。

「本っておもしろい!」と思ってくれたら、そのうち自然と本を手に取るようになりますよ!

親の努力で子どもは賢くなる?

賢い子の親は、赤ちゃんの頃からたくさん触れ合い、しっかりと我が子を観察し、子どもが好きなことにはとことん付き合います。

そして子どもの短所には目をつぶり、長所を伸ばすことに力を注ぎます。

子どもの短所には敏感になってしまいがちですが、そこはグッと我慢。

長所を伸ばすことに力を入れると、長所にどんどん磨きがかかってより長所となり、自信がついてきます。

ひとつのことでも自信がつけば、短所を乗り越えられる力もつくはずです。赤ちゃんから幼児期まで、親との関わりが密接な方が賢くなるのです。

生まれ持った賢さがある子も中にはいるでしょうが、親の努力で子どもが変わるのなら実践したいですね。

子どもとの向き合い方を少し見直してみませんか?

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