せっかく買うなら長く使えるおもちゃがイイ!1歳児へのオススメは?

 子どもが1歳を迎え活動の幅も広がり、たくさんのおもちゃに触れて欲しい!と考えているパパママも多いのではないでしょうか。さらに1歳はまだ何でも口に入れてしまうので、おもちゃの素材や大きさなども悩みます。

 せっかくおもちゃを購入するのであれば、幼児期くらいまで長く愛用できるものを選びましょう。成長に合わせて遊び方を変えられるようなおもちゃがオススメです。

 子どもは遊びを通して様々な事を学んでいきます。まだ1歳だから、与えるおもちゃは何でも良いなんて考えてはいませんか?赤ちゃんのうちから五感を刺激してあげる事が今後の健やかな成長発達に繋がる事を忘れないようにしましょう。

 おもちゃが今後の成長発達に重要と考えると、選ぶのが難しくなってしまいますよね。しかし、あまり考え過ぎずに、子どもが遊んでいる姿や今後をイメージしてみてください。

1歳児に適したおもちゃってどんなもの⁈

 1歳児になると、歩くようになったり歌やダンスを楽しむようになります。物を積み重ねたり並べるといった作業にも興味を持ち始めますよね。

 せっかく様々な動きができるようになってきているので、遊びを通してその発達を最大限に伸ばしてあげましょう。楽しむ事で、子どもはさらにその能力を発揮する事ができるのです。

 ただ何となく子どもが好みそうなおもちゃを与える…これでは子どもの成長発達を十分に促す事ができないかもしれません。

 我が子の特徴をよく観察し、適したおもちゃを見つけてあげましょう。

知育玩具

 指先を使う、音を楽しむ、絵や図形を観察するなど様々な知育玩具があります。1歳の赤ちゃんでも、遊びを通して五感を刺激しながらたくさんの事を学び吸収しているのです。

 知育玩具と聞くと、お勉強をするための難しいおもちゃというイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし実際は子どもの成長発達を促す事を目的とし、決して難しいものではありません。

 小さな物を2本の指でつまむ感触、楽器の音やリズムを体で感じる、色や形の違いなどを脳で認識するといった様々な事を小さいながらに学習します。これらの五感を刺激してくれるのが知育玩具なのです。

体を動かす玩具

 最近は、室内や自宅の一角でも使用できる運動用のおもちゃも増えてきました。特に室内用のジャングルジムやトランポリンなどは人気です。

 体を動かすことは体力の向上だけでなく、身体能力や判断力、忍耐力にも良い影響をもたらしてくれます。戸外遊びができない時でも十分に体を動かせる室内用のおもちゃは、どの年齢でも活躍してくれるでしょう。

 1歳では、必ず保護者が側で介助しなければなりません。しかし長く使えるおもちゃであれば、成長と共に年齢に適した遊びができます。また体が大きくなるにつれて介助が不要になったりと、成長を間近で感じる事ができるでしょう。

長く使えるおもちゃの特徴は⁈

 では実際におもちゃを選ぶときに、どのような基準で選べば良いのでしょうか。

 どんなアレンジができるか、遊びのバリエーションがあるかをイメージしてみてください。

 耐久性や素材の悪いものは、すぐに壊れて使えなくなってしまうかもしれません。

 実際に実物を手に取ってみたり体験できる場に足を運びましょう。我が子に最適なおもちゃを見つけてあげてください。

成長に合わせた遊び方ができる

 積木やブロック、ジャングルジムなど様々なおもちゃで年齢に合った遊びをする事ができます。最近のおもちゃは年齢別の遊び方の見本なども記載されているので、参考にしてみると良いでしょう。

 積木を同じ形に集めてみたり高く積み上げてみるといった事を、子どもにやってみてあげてください。きっと子どもがそれを見て、頑張って真似をします。その姿を見ながら、「これはまだ難しかったかな?」「もう少し難しい遊びができるかな?」と成長具合がわかります。いろいろな遊びを試して、我が子の成長発達を感じてください。

 1歳の時に様々な遊びを提供し五感を刺激する事で、子どもは幼児期になった時に想像力を働かせた遊びを自分で考えられるようになります。1歳の時は並べるだけだったブロックは、幼児期になると家や生き物などに変身するのです。

耐久性が良い

 どんなに長く使えると推奨されているおもちゃであっても、耐久性が悪ければすぐに使えなくなってしまうでしょう。素材などをよく調べておく事がポイントです。

 最近の玩具店は、実際におもちゃを触ったり子どもに遊ばせる事ができるようになっています。全てのおもちゃが体験できる訳ではありませんが、このような機会を利用してしっかりと選定してみてください。子どもが興味を持っているか、思っていたより素材が良くてしっかりしている!といった事を肌で感じる事ができるのです。

 赤ちゃんが口に入れるものってとても気になりますよね。1歳はまだまだ身近な物を口に入れてしまう年齢です。おもちゃを選ぶ際も、素材に注目してみてください。お米でできた積木、木など自然の素材でできたパズルなどもオススメです。

まとめ:今後をイメージして、長く使えるおもちゃを!

 1歳の時は体を支えてあげなければ出来なかったジャングルジム。数年経った今では1人でスタスタとよじ登り、何も掴まらずにてっぺんに立っているなんて事も珍しくはありません。

 1つのおもちゃを長く使うことは、子どもの想像力や思考力の発達にも大切です。また親はこのおもちゃを通して、子どもの成長発達を側で感じる事が出来ますね。またおもちゃに愛着が湧くので、物を大切にできる子に育ってくれるかもしれません。

 「たかだか赤ちゃんのおもちゃ」なんて思わず、今後の子どもの姿をイメージして長く使えそうなおもちゃを選んであげましょう。