生後1カ月はまだ新生児ですよねっ!!この時期に『腹ばいして遊ぼう!』という考え方は世のママもパパもあばあちゃん、じいちゃん、子どもがいない人でも、目が飛び出るくらいビックリ行天な話だと思います。正直なところ私も『なになにどういうこと?』でした。
『新生児から1歳まではうつぶせ寝はダメ!』って頭に焼き付いていますが、生後1カ月のからの腹ばい遊びは現在、助産師さん・保健師さんなど間でママへの育児指導の1つになってきているようです。
ここで、間違えてしまってはいけないポイントは『うつ伏せ寝』ではなく、『腹ばい遊び』ということ。腹ばい遊びをして寝てもらうことではないです!寝かせてしまうとSIDS(乳幼児突然死症候群)の予防になりません。
生後1カ月からの腹ばい遊びを1人でするのは怖いなって思うママもいると思います。腹ばい遊びが始まったきかっけから効果や方法、注意点などを分かりやすく説明していきまね。
生後1カ月からできる腹ばい遊びが始まったきっかけ
米国小児科学会がSIDSの予防として、乳幼児期に仰向けに寝かせること広めて、私達の頭に定着させた結果おきてしまった、赤ちゃんの頭部の変形。このことから、長時間の同じ姿勢で同じ所が圧迫されるのを防ぐための目的として始まったようです。
腹ばい遊びを英語でタミータイム(Tammy Time)と可愛いく浸透しやすい言語で広められています。
腹ばい遊びは『赤ちゃんが起きている時』にママやパパが見守るなか腹ばい遊びしてもらうことが原則です。
生後1カ月の腹ばい遊び‥腹ばいさせるのが怖い方は
腹ばい遊びは早やければ早い方がよいと言われています。首が座ってない新生児さんを腹ばいにするのって新米ママさんだと『怖い‥どうしよう‥』って悩みますよね。でも、最初はみんな同じです。まずは挑戦心をもってください。
1人で怖い時は、保健師さんや助産師さんと一緒にしてみましょう。1カ月健診の時や保健師さんが家庭訪問してくれる地域もありますし、産婦人科や保健センターでは育児教室などもありますので、どんどん相談にいってみて下さい。
相談できる環境は探せばあるので、腹ばいさせるのが怖くって腹ばい遊びをしないのもったいないと思います。生後1カ月から始めて大丈夫と言われているなら、早く始めてもいいと思いますよ。
生後1カ月といっても4週間あるので『どのタイミングでするの?』と思いますよね。自宅で腹ばい遊びをする時期や効果、方法・ポイント・注意点などを以下にまとめていきますので参考にして下さい。
生後1カ月の間で腹ばい遊びをさせる時期
- 特に決まりごとはなく、生まれて直ぐでもよいみたいです。ママが余裕をもってできる週数からでいいと思います。ご自身の産後の体力回復が優先ですので、余裕が出来てからで大丈夫です。
生後1カ月からの腹ばい遊びで得する効果
- 頭の形の変形を予防
- 首を持ち上げる動作で背中の筋肉が発達(首が座るのが早くなるかもしれません)
- 天井を眺めている視線から両サイドや正面をみることができるので視野が広がり見える物の刺激で脳が発達していく
- 首を持ち上げる動作が口閉じたりやアゴを上げる動作で顔やアゴの筋肉が発達し歯並びに効果がある
- 背屈が呼吸する筋肉を発達させる
- 早い時期に始めることで、早い段階で身体や運動機能の発達を促してあげることができます。
腹ばい遊びの方法・ポイント・注意点
- 必ず赤ちゃんが起きている時にママやパパと一緒にするのが原則です。
授乳後だと吐いてしまう可能性があるので授乳前にしましょう。
- フラット(平らな)で硬めなマットや床などにタオルなどを敷いて腹ばいになってもらいます。
- 怖い方はママの太ももを使って腹ばいになるのもよいと思います。また、ママ自身が仰向けになり胸や腹部のあたりに腹ばいになってもらうと目と目があって赤ちゃんもママも安心ですね。
- 最初は短い時間で、数秒からでよいと思います。赤ちゃんが泣いたら終わりと決めてもよいでしょう。徐々に腹ばい遊びの時間を伸ばし20~30分するのが理想なようですが、機嫌を1番に考えて、時間にこだわらなくていいと私は思います。
- 音のでるおもちゃで気を引くのもいいと思いますが、まだ生後1カ月なので、ママが声かけてあがることが安心できていいと思いますよ。
- 続けるポイントは習慣にすることです。例えば授乳時間の前にするなど。生後1カ月ですので、3時間ごとの授乳ですから、日中だけでも4~5回は出来ますね。
腹ばい遊び用のマットもあり、枕もついていて顔を保護できる様になってます。参考画像として以下に商品を紹介しますね。
おわりに
私自身、2人子どもいますが、腹ばいをさせたのは首がすわった3カ月頃からで、生後1カ月で腹ばいやうつ伏せ遊びなどは推奨されていなく、どちらかと言えば仰向けでねんねさせましょうって言われていたので、腹ばい遊びの話はビックリでした。
頭部の変形は確か気になりドーナツ枕使用したり、睡眠中にわざと顔の向きをかえてあげるなどしていました。一緒に添い寝するときは腕枕して寝るとか工夫して絶壁さんにならないように気を使ってました。
生後1カ月という早い段階で無理してやることはないと思う、ご家庭の方もいると思います。ただ赤ちゃんの力は意外と強いです。例えば、カンガルーケアで出産直後に母乳を本能で探す動画。たくましく見えますよね。
そう考えると、腹ばい遊びを始めるにあたり、ママの胸の上から始めるとハングリー精神で赤ちゃんも頑張ってくれるのではないかと思います。
身体の運動機能の発達を早くしなきゃいけない決まりはないですが、腹ばいやハイハイを飛び越してつかまり立ちする赤ちゃんも増えて、転びやすいと言われてます。必要な筋肉の発達が新生児のうちに出来るのであれば私は是非試してみたいと私は思います。
まだ生後1カ月なので、泣かないで遊んでくれているから、ちょっとだけ用事~と目を離すことがないように注意が必要です。腹ばい遊びに母子共に慣れても、赤ちゃんのそばから数分・数秒でも離れるときは仰向けにしてあげましょう。