小児の睡眠と発達の関係。良くも悪くも影響がたくさん!

「寝る子は育つ」昔からよく言われる言葉ですし、大人も子供も関係なくみんな寝ます。寝ることが好きな人がいるくらいです。

親は気合を入れて寝かしつけよう!と思っているのに、子供は寝室に行くと「見て、見て~でんぐり返しするよ」なんて遊びだしてしまうことも多いです。

寝かせるのが遅くなってしまい、睡眠不足になってないかなと心配になりますね。

そんな心配をよそに子供はなかなか寝てくれません。

子供に睡眠は大切だと思いながらも、実際は詳しい理由を知らない方も多いのではないでしょうか。

睡眠が子供の発達に与える良い影響と悪い影響を知ることで、これからの生活を改善することができます。ぐっすり眠ってスッキリ目覚めると、それだけで一日が楽しく始まります。

逆に朝からグズられると支度は進まないし、ママはイライラしてウンザリします。

睡眠と発達の関係を知らないままでは、良い影響を与えるチャンスを逃してしまいますし、悪い影響を与え続けてしまうかもしれません。

一日の中で長い時間を必要とするものだからこそ、できることならば良いものにしてあげたいですね。同じように子供の睡眠で悩んでいるママはたくさんいます。

睡眠は子供の発達にどんな影響を与えるのか、睡眠をよくするために必要なことはどんなことなのかを見ていきましょう。

小児に必要な睡眠時間はどれくらいなの?

新生児は一日当たり16時間以上眠って過ごすそうです。昼夜問わず短いサイクルの睡眠と覚醒を繰り返します。

1~3歳は12~14時間

4~6歳は10~13時間

7~12歳は10~11時間

13~18歳は8~9時間

必要と言われているそうです。

色々な調べで、必要とする睡眠時間にばらつきがあるので、必ずしもこの時間が必要というわけではありませんが、一つの目安にしてください。

必要な睡眠時間が思っていたよりも長かったと、感じる方も多いのではないでしょうか。

うちの子は大丈夫と言える家庭もあると思いますが、足りていないと心配になりますね。ギリギリ大丈夫で、日によって足りなくなる、そんなこともあると思います。

ママは毎日早く寝かそうと奮闘しているのに子供は分かってくれません。では睡眠時間が足りないとどんな影響があるのでしょうか。

睡眠不足になると発達にどんな影響があるの?

大人が睡眠不足になると、頭がボーとして体も重くやる気がでなかったり、いつもならしないようなミスをしてしまうことがあります。眠たくて一日イライラ過ごすことになります。

子供の睡眠不足が続くと脳機能を低下させ、記憶力・判断力・注意力・集中力が低下するそうです。学習意欲も低下するので学校での成績にも悪影響を与えます。

自律神経も乱れて、体調不良になり、体力が低下します。

成長ホルモンの分泌が少なくなり、身長を伸ばすことが難しくなります。また免疫力の低下にもつながりますし、肥満になりやすいことも分かっています。

更に、同年代の子供に比べて「できないこと」が増えるなど、発育・発達に大きな影響を与えます。

睡眠不足は体に悪いとわかっていたけれど、こんなにもたくさんの悪影響があるなんて恐ろしい限りです。

十分な睡眠が取れると発達にどんな影響があるの?

睡眠不足で起こる悪影響の反対が起こります。

たまに子供が早く眠ると、翌朝一人ですっと起きてくることがありませんか?しかも機嫌がいい。そんな姿を見ると驚きます。子供もしっかり眠ったことでスッキリ目が覚めたのでしょう。

親としては起こす手間がはぶけて助かるし、朝からグズグズに付き合わなくていいなんて嬉しすぎます。早く眠るのは大切だな、と痛感します。

「成長ホルモン」が分泌されるので身長を伸ばす効果があります。また代謝をコントロールしてくれるので肥満に効果があります。

小学生を対象にした文科省の調べで、地域のデータで21時半頃までに寝ている子、朝ご飯を食べている子の方が成績が良いと出ているそうです。

やはり、早寝・早起き・朝ご飯は大切なのですね。

眠ることは体や脳を休ませることになります。体に溜まった老廃物を排出し、免疫機能を高くしてくれます。

睡眠不足を解消するために、睡眠時間を十分取ることを考えがちですが、それだけでは足りません。睡眠は質もよくすることが大切です。たくさん眠る・ぐっすり眠る、の両方が必要なのです。

睡眠時間を長くするために早く寝かせる方法とは?

まずは早く寝かせる方法を考えてみましょう。早く寝てくれると子供の発達にいいし、ママは一人になれる時間ができます。ぜひ早く寝かせましょう。

ママの気持ちに気づかれていませんか?

幼い時期の寝かしつけは、早く寝かそうとつい焦ってしまいます。その焦りが子供に伝わってかえって寝てくれないことがあります。

深呼吸して落ち着いてください。ママは焦ってないよ、と余裕をみせながら寝かしつけてみましょう。

一緒に寝てしまうくらいの勢いも大切かもしれないですね。

外で体を使ってしっかり遊ぶ

公園やプールに出かけてしっかり遊んだ日は、寝つきがいいことはありませんか?晩ご飯を食べながら寝そうになっている姿を見て「まだ寝ないで」と言いながら、急いでお風呂に入れて、歯磨きをして布団に連れて行った経験をした方もいると思います。

体を動かして体力を消耗させることは大きな効果があります。

他にも部屋を暗くすることも大切です。暗くなることで眠るスイッチが入りやすくなります。

家の中で出来る方法とは何があるの?

天気が悪い日やママが外に出たくない気分の時がありますよね。体力を消耗させるために家の中で走り回られるとご近所さんに気を使います。他の方法をご紹介します。

体力消耗を狙った遊び

バランスボール布団をマットにみたてた体操は家の中でもできます。バランスボールは大人でも難しく、体幹を鍛えることも出来ます。

体を使わず頭を使う遊び

折り紙・パズル・オセロ・神経衰弱がおすすめです。よく飛ぶ紙飛行機を試行錯誤して作ることは脳の発達になります。

オセロも初めは単純なやり方でしたが、回数を重ねるごとに勝つためにはどうしたらよいか、どこに置けば有利になるかを考えるようになります。

実は、頭を使うことで疲れることができます。

小児に必要な眠りの質はどうするといいの?

成長ホルモンは眠りについてから2~3時間の一番深い眠りの時に大量に分泌されるそうです。だから、ぐっすり眠ることが大切になってきます。

録画していた好きな番組を見てから布団に入ると、テレビの興奮が残っていてなかなか寝てくれなかったことはありませんか?寝る前にスマホで動画を見せていたら、次々リクエストされて止め時が無くなってしまうことがあります。

寝る前にテレビ・スマホ・ゲームなどの明るい光を見せないようにしましょう。脳に刺激を与えます。寝る1時間前から使用するのをやめましょう。

お風呂も寝る1時間前までにすませるようにしましょう。体の中の深部体温が下がることで眠気を感じます。30分~1時間くらいかけて体温が下がり、眠くなるのでお風呂から上がってすぐに寝る、は難しいようです。

朝になったらカーテンを開けて朝日を浴びましょう。体内時計をリセットしてくれるので、夜よく眠れるようになるそうです。

まとめ

小児の睡眠は発達に欠かせない大切なものです。その影響は脳機能や体の発育・心の発達に出てきます。

必要な睡眠時間は成長に合わせて変化していきます。早く寝かせるように日中に体力を消耗できるようにしましょう。

また、睡眠の質をよくすることは、成長しても変わらず必要なことなので、テレビ・スマホ・ゲームなどの寝る前の使用は控えましょう。

急に完璧にすることは難しいです。お風呂に入る時間をいつもより早くする、朝はカーテンを開けて明るくするなど、簡単にできそうなことから始めていきましょう。