子供の遊びってたくさん種類がありますよね。この記事では「感触遊び」にスポットを当てて紹介したいと思います。皆さん「感触遊び」って聞いたことがありますか?もしかすると聞いたことがない方もいらっしゃるかもしれません。
この感触遊びですが実は幼少期のうちに子供に体験させておくことがすごく大切です。
なんとこの感触遊びですが子供に良い効果をもたらしてくれるのです。せっかくなら小さい頃に色々な感触遊びを体験させて子供の発育にプラスになったほうが良いですよね。
感触遊びを体験せずに幼少期を育ってしまうのはすごくもったいないと思います。
この記事では感触遊びの意味や効果、安全に遊べる感触遊びを紹介していきます。
感触遊びの意味、その効果は?
感触遊びって一体どんな遊びでしょうか。具体例を挙げてみると例えばスライム遊び、泥遊び、砂遊び、粘土遊び等が感触遊びに当てはまります。ドロドロ、サラサラ、ネチョネチョベタベタなどと感触遊びを通して子供は様々な感触と出会うことが出来ます。
・五感を全て使う
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚、これら五感を全て使って遊ぶのが感触遊びです。
自分の目で見て、どんな形なのか?触ると形は変わるのか?サラサラなのか、ベチョベチョなのか?音はなるのか?食べられるものなのか?
子供は何でも口にしますが、例えば砂を口に入れてもそのまま食べる子はいないでしょう。
口に入れても吐き出すと思います。口に入れてみることで食べても大丈夫なものかどうか学習をしているのです。このように五感を全て使って学習が出来るのが一つの特徴です。
また、感触遊びは指先をたくさん使う遊びですので、大脳をどんどん刺激することも出来て脳を活性化させる効果もあります。
・子供にたくさんの刺激を与えられる
感触遊びは子供にたくさんの刺激を与えることが出来ます。例えばスライム遊びをした場合には初めてスライムを見た子供は「どんなものなのだろう?」と興味、関心を示すでしょう。そして実際に触ってみてスライムが冷たかったら「冷たい」という発見が出来ます。
ネチョネチョしてる、手で伸ばすと伸びる等と少しずつ気づきが増えていき、じゃあ叩いてみるとどうなるのだろう?と探究心も出てきます。このように感触遊びでは様々な刺激を子供に与えてあげられるのです。
ただ、感触を遊びを初めて行う子供の中には「さわってみたい」と思う一方で、手が汚れることや、ぬるぬるしたりすることへの抵抗を持つ子供たちもいます。決して無理強いをしてはいけません。
はじめての体験というのは大人も少しおっかなびっくりな部分がありますよね、大人でもあるんですから経験が少ない子供がそうなのは当たり前です。
いきなりやらせるのではなく、子供がやってみたいと思うように楽しそうに大人が遊ぶのを見せて、子供の興味を引けるような工夫も必要です。
子供は、粘土遊びや水遊び、砂・泥遊びが大好きですよね。触ったり、握ったり、丸めたり、ちぎったりといった動きを、一心不乱にやっている場面は、よく見る光景ではないでしょうか。 身体の感覚から得られるものは、子供の発達に欠かすことは出来ません。[…]
安心、安全な感触遊び
それではここからは小さな子供でも安心して安全に遊べるような感触遊びを1つ紹介していきます。お金がたくさんかかるものでもないのでスーパーにいけば簡単に材料が手に入るのでどこのご家庭でも出来ちゃいます。
片栗粉スライム
片栗粉と水だけでスライムが出来ちゃいます、万が一子供が口に入れてしまっても有害ではないので安心して遊ばせることが出来ますね。材料は片栗粉と水、あとは食紅があれば色をつけることが出来ますので子供も喜ぶのではないでしょうか。
材料
片栗粉 100g
水 50〜100ml
食紅 少量
作り方は簡単です、ボウルに片栗粉と食紅を入れて、少しづつ水を入れていきよく混ぜます。水の量はお好みで調整して好きな感触にして下さい。
普通のホウ砂を使ったスライムとは違い、ボウルから取り出す時は固いのですが、手に乗せたり、床においたりするとドロドロと流れるようなスライムですので、また違った発見が子供たちにはあると思います。
終わりに
保育園でもよく行われている感触遊びですがお家でも簡単に出来ちゃいますよね。感触遊びは好きな子供が多いのでお家でも出来るときっと喜んでくれるでしょう。
幼少期の子供は自分の気持ちを上手に言葉で伝えることが出来ませんが感触遊びをして感じる様々な気持ちや感情を表情を通して大人たちに伝えてくれます。初めて感触遊びをした子供はきっと不思議そうな顔や驚いた顔を見せてくれるでしょう。
この記事を見たことをきっかけに是非子供と一緒に感触遊びをしてみて下さい。