0歳からの砂場遊びをお勧めする6つの理由!心と体にいいのです!

まだ上手に歩けないのに、砂場遊びは無理でしょう。なんでも口に入れるから、危なくて砂場になんか連れていけない。確かにその考えは間違っていないと思います。

でも、砂場遊びで得られる効果を知れば、連れて行きたくなるはずです。

夏になって、サンダルを履かせたときに「砂が入るからイヤ!」と言われたら悲しいですよ。海に遊びに行ったのに「汚いからイヤ!」と言われ、ずっと抱っこで過ごすことになったら楽しい思い出が作れません。

小さいうちから少しずつ、砂に慣らしましょう。無理に色々しなくても大丈夫です。まずは触ることが大切です。

体中の感覚が育つ

砂場で遊ぶと、まず砂に触ります。乾いた砂にはサラサラの感触があり、濡らした砂には重い感触があります。大きな粒があったり、小さな粒があったり、微妙な違いが手に伝わります。まだ言葉は話せなくても、感じることはできます。

ママが子供の手に砂をかけてあげましょう。「サラサラだね」などと声をかけると、より刺激になります。親子のコミュニケーションにもなりますね。

砂場で座って遊んだり、立つこともあります。砂山に登ることは、足元が不安定なので0歳には難しいですが、足腰を鍛えることになりますし、バランスをとる練習になります。ママが手をつないであげるとやりやすいですね。

子供に人気の遊び

砂場遊びが好きな子供は多いです。小学校入学前の子供は特に好きです。だから、砂場に行くと色々な年の子供がいます。それに子供は子供が好きです。ほかの子供の遊んでいる様子を見ていることがよくあります。見ているだけでも十分刺激になります。

おもちゃで遊んでいると、ほかの子に取られることがあったり、逆にわが子が取ることがあったりします。どちらも困るし、ママを悩ませることですが、大切な経験になります。大きくなってから、友達と仲良く遊ぶことを知るいい機会になります。ママにはママ友が出来るきっかけになりますよ。

想像力や創造性を育む

プリンのカップで型抜きをするには、型を外すときにゆっくりと持ち上げなくてはいけません。早く持ち上げると崩れてしまいます。砂が少なかったり、押さえつけが弱いとキレイな形になりません。0歳児がそこまで考えるのは難しいですが、ママが一緒に作って教えてあげてください。教わることが大切です。

「ゆっくり持ち上げるよ」と言いながら作って、キレイに出来たら一緒に喜びましょう。早く持ち上げてぐしゃっとなったら、残念がりましょう。どんどん作りたくなると思います。

もしカップが無かったとしても、大丈夫です。砂は色々な形になります。山になったり、川になったり、団子になったりして楽しいです。

免疫力がアップする

砂場の砂の中には微生物や細菌がいます。それによって免疫力が発達します。

汚れることを嫌って砂場遊びをさせたくない、と思っているママもいると思います。実際に砂場遊びの後の片づけは大変です。服が泥だらけになるし、砂を払ったのに家の中に砂が入ってきた、なんてこともあります。

でも清潔すぎる環境に育った子供は免疫に発達が弱く、アレルギー性疾患になりやすい、という研究報告もあります。

小さいうちから慣らすことがいいでしょう。

もちろん、大前提として、砂場に犬や猫の糞が無いことの確認は大切です。それに、砂場で遊んだ後はしっかり手を洗いましょう。

情緒の安定につながる

見たり聞いたり触れたりすることで、感覚器官を使います。砂の感触を無心で楽しみながら熱中して遊ぶことで子供の気持ちは落ち着き、穏やかに過ごすことが出来るようになるそうです。もちろん、手から離して砂が流れる様子を見るだけでも、情緒の安定につながります。

0歳児はグズルことがよくあります。そんな時は外に出ましょう。ママにも子供にもいいリフレッシュになります。無理に砂場で遊ばなくても大丈夫ですよ。

実はママも楽しい

大人になってから砂場遊びをするなんて、子供が一緒にいないと出来ないことです。子供の頃に砂遊びをした経験がある人も多いのではないでしょうか?大人になってからすると新鮮に感じます。初めは「懐かしい」と、喜びに似た感情がわいてくると思います。

カップでケーキを作っていると、次第にキレイに作りたいと思い、気づいたら自分が熱中していた、なんてこともあるのではないでしょうか。砂の感触はママにもいい効果をもたらしてくれます。

まとめ

0歳から砂場遊びをさせるのは早いのではないかと、悩んでしまいますが、ママが楽しそうにしていたら、きっと子供も楽しんでくれますよ。まずは砂に触れることから始めましょう。しだいに体を使って遊ぶようになって、体中の感覚が育ちます。

砂の中の細菌で免疫力もアップさせて、情緒の安定にもつながる砂場遊びをしないのはもったいないです。まだ0歳なので砂を口に入れないように注意することと、帰ったらしっかり手洗いをお願いします。