【必見!】絵本のすてきな世界は子どもに与える影響大だった!

子どもには読み聞かせをするといい!というざっくりした話を皆さん一度はきいたことがあるのではないでしょうか?

実はコレ大正解!!生きる上で大切なことを絵本の世界から吸収し学ぶことができるからなんです。

読まなくてもなにも変わらないんじゃない?と思うかもしれません。しかしそう思って何もしないと絵本から得られるいい影響が全く受けることができなくなりもしかしたら発達にも影響してくるかもしれません。

絵本は子どもにとってどんな影響をもたらしてくれるのか、読む側の注意することについてや年齢べつにどんな絵本を選ぶべきなのかを紹介していきますね☆

絵本の読み聞かせは子どもにとって何がいいの?

ねこ・カエルなどの動物が主人公だったり、おばけが主人公などおもしろいストーリーの絵本はいっぱいありますよね。

私は息子たちが寝るときには必ず3冊ほど読んでから寝かせています。とはいえ絵本に対して深い理由はまったくわからずにいました。

子どもに与える影響を調べてみると、えっ⁉そうなの?と驚く内容ばかり!皆さんにもぜひ!絵本のすばらしさを紹介していきたいと思います(^o^)

1.感受性がゆたかになる

絵本に描かれる絵は子どもの目(視覚)をとおして脳を刺激してくれます。

『きれい!』『すごーい!』と心が感動することで、子どもの感受性がゆたかに育ちます。

絵本は1つの世界です。子どもの丸くてクリクリした大きな目から、その世界に身体まるごと入り込んでいきます。

まるで自分が物語の主人公になったように感じるんですよね。

感受性がゆたかになるということは、お友達など周りの人とのコミュニケーションがうまく取れたり、人に対して【思いやり】を持てるようになるということです。

2.想像力をはたらかせる

ママやパパと一緒に絵本を読んでいくと、子どもは頭のなかで『次はどうなるのー?』とワクワク。絵本が終わってもそのつづきを自分で考えて頭の中で次のストーリーを作っていきます。

またテレビでも想像力をはたらかせることは可能ですが、絵本とはまた違います。

テレビは勝手に流れて終わるものですが、絵本には【勝手に】ということはありません。

自分のペースでページをめくって進めるし『ん?もういっかい。』と思うと戻ることもできます。

納得しながら物語を進めることができるので、絵本の方がイメージをおおきく膨らませることが出来るんです。

それに、想像力がうまくはたらかせられる人は人の悲しみや痛みも想像できる様になります。また、その感情に寄り添うこともできます。

3.感情を表現することができる

絵本の世界は絵だけではなく、たくさんの言葉であふれています。そして大好きなママやパパの声とともに聞こえてくる言葉や単語をおぼえていきます。

そのため、たくさんの言葉を知っていたり言葉の使い方も学んでいきます。

シンプルに言うと【語彙力(ごいりょく)が育つ】ということです!

自分のきもちを言えないことが、ストレスになって暴れてしまう…なんてことがありますが、語彙力が育ってくるときもちをコントロールできます。

たとえば、学校や保育園でいやなことをされた場合でも自分の言葉であいてに『△△だからいやだった。』『〇〇だから、やめてね』と伝えることができます。

伝える力がないとコミュニケーションもうまく取れずに孤独にかんじてしまうかもしれません。絵本はコミュニケーション力も育ててくれるんですよ!

4.大切なコミュニケーション

いっしょの空間で、いっしょの時間を共にしながら近距離で絵本を読むということは親と子どもの絆がすごく深まる時間です。

私は寝る前に読み聞かせをする時間が1番すきな時間です(^O^)なんだか、みんなが落ち着いて一緒の絵本を共有しているからなのか、ふしぎと私自身もやさしい気持ちになれるんですよね。

絵本のおもしろさや楽しさ、もちろん悲しさなども親子で共有することでより一層固い絆が出来ますよ!

意外としらない⁉読む側のNG行動とは?

絵本を読んでいるとき、あるいは終わったあとの子どもの反応って気になりませんか?

私は『ちゃんと見てるかな…?』と、けっこう気にしちゃいます(^_^;)

そして読み終わったあとに子どもに対して『どうだった?』と感想を聞きたくなるのは当たり前だと思います。

しかし『はやく答えなさい!』と感想を無理強いしたり、とても怖い口調で質問していたら子どもはどうなるでしょうか?

まちがっていたら怒られちゃうかもしれない…と怖がってしまい、自分のほんとうの気持ちをうまく言えなくなる可能性があります。

その他にも読み終わったあとが【恐怖の時間】になってしまうため、親の表情をうかがって絵本の内容どころではなくなってしまうのです。

読んでいる側としては、感想を聞きたくなるものですが子どもにも“ペース“があります。

『んーっと、んーっとねぇ』と頑張って伝えようとしているときは『早く!』と言わずに待ってあげてください。

そして絵本の時間を【安心する夢の時間】にするために子どもからの問いかけには答えてあげてくださいね♪

年齢ごとの絵本の選び方

本屋さんには、迷ってしまうほどの絵本がいっぱいありますよね。その中からなにをどう選んでいいのかわからなくなりませんか?

子どもの年齢によって興味をしめす色やかたちにがあります。

そのポイントを押さえて、探すときの参考にしてみてくださいね♪

0~3歳児への選び方は?

0~3歳児は抽象的な絵よりも赤・青・きいろ…などの原色で描かれた絵の方が『視覚』を刺激して興味をしめします。

そしてどんな形に反応するのか?という実験では【〇】に1番反応するという結果がわかりました。

私が選んでいた乳幼児の絵本を見かえしてみるとたしかに原色で、しかもまるっこい形の魚だったり車だったりが描かれていました。

月齢がちいさい子向けはやさしい感じにするために、まるっこい形なんだろぉな~。と思っていましたが、そんな意味じゃなかったことに今更ながらに気付きました(+o+)

ちいさな子ども向けの絵本を選ぶポイントは⇩

  • 原色の色で描かれている
  • 〇の形(やわらかい曲線)で描かれている

4歳児への選び方は?

すこしづつ、おにいさん・おねえさんになってきて『もっと知りたい‼』という心も芽生えはじめる時期です。

それと、数字にたいしても段々と認知できるようになってくる時期でもあります。

色は原色よりも一歩レベルアップした中間の色(きみどり・紫・だいだい色など)で描かれている絵本が視覚を刺激するのにいいですよ。

もっと知りたいという心(知的好奇心)が芽生えてくるときが、1番吸収力があるときです!

このすばらしい時期に息子には数字がたくさん出てくる絵本を読んであげていました。

そうしたらいつの間にか100まで数えられていましたよ( ゚Д゚)!

大人では考えられないほど子どもの知的好奇心は凄まじいです。

そんな4歳児への絵本を選ぶのポイントは⇩

  • 数字が出てくるor数をかぞえる絵本
  • きみどりなどの中間色で描かれている絵本

5歳児への選び方は?

小学校に上がる前の大事な一年ですね。5歳ごろになると、形を感じ取れるようになってきているので「色」をだけで考えて選ぶのではなく、動物や野菜などがきちんと正しく描かれている絵本がいいですよ。

5歳児にピッタリの絵本は、ストーリーも長くなっていき絵本の中の絵もすごく忠実に描いてあるものがとても多いです。

その分イメージを膨らませやすいのか、どっぷりと世界観に入り込んでまばたきを忘れる息子…。なんか目がいたいんだけど。って言うくらいです(笑)

来年は小学生だから…と1人で読ませる練習をさせなくちゃ!と感じてしまうとおもいますが、『ママ!これ読んでほしいなぁ。』と言ってきたときは、いっしょに読んであげてください。

1人で読むことは、学校に行くようになればかならずできます。なによりもコミュニケーションの方が大事であることを忘れないでくださいね(^^)/

5歳児への絵本を選ぶポイントは⇩

  • 動物や人など正確に描かれているか
  • ストーリーが長めなので、長くてもわかりやすいか

それでも迷ってしまう時には

年齢別に探したとしても、いっぱいある絵本の中から探し出すのは、ほんとうに時間もかかるしわが子の事を考えているあまり、結局あたまがこんがらがっちゃいますよね。

そんな時には【長年みんなに愛されている絵本】を探してみてください。

長年愛されているということは“世代を越えて読み継がれている″ということなので、子どもの心に響くものがあるということです。

とは言っても、子どもによって個人差もあるので年齢ばかりに気をとらわれず、実際の年齢よりも小さい子向けや大きい子向けの絵本でもOKです♪

迷って決められない時の絵本を選ぶポイントは⇩

  • 長年愛されている絵本(ベストセラー)

まとめ

絵本の魅力は世界観だけじゃなく子どもにたいして、とてもいい影響がたくさんあることです。

  • 絵本の世界は子どもの心と脳の発達にいいサポートをしてくれる
  • 読み聞かせのあとは子どものペースを考えよう
  • 選ぶときは、年齢べつのポイントを押さえて絵本を選んでみよう

大きくなると読み聞かせなんてできません。今しかないできない大切なコミュニケーションの1つとして、子どもといっしょに絵本の世界観を楽しみましょう(^O^)!!