我が子がイヤイヤ期に突入!接し方のコツとイヤイヤ期の意味

子育てが初めてでも、経験した事がある人でも大変な「イヤイヤ期」。

子どもの気持ちが分からない…自分もイライラしてどうしよう…

この間まではそんな事なかったのに、と戸惑ってしまいますよね。

しかし、イヤイヤ期というのは、乳児から幼児に成長する為に、そして大人になる為に必要な行動なんです。

それでも、「いやっ!」と言われてばかりだと、心に余裕が無くなるし、ダメだと分かっていても手を挙げてしまいそう…と不安に思って悩んでしまいますよね。

その不安な気持ち、痛いほど分かります!!

私もそうですが、イヤイヤ期を経験している人、今まさに経験している人、みーんな同じです!!

あなただけではないんです(^^)/

なぜイヤイヤ期があるのか、そしてどの様に対応していけばいいのかを知る事で、子どももママ・パパも、今までよりも楽しく笑顔で過ごしていけますよ!

1.イヤイヤ期の基本の接し方

基本は子どもの気持ちを受け止めてあげる事です!

とても大変な事でもあるんですが、受け止める事で子どもは、親に「認められてるんだ!」「話をきちんと聞いてもらえてる!」と安心します。

自分の事を理解してもらえてるだ!と、心が満足すると、その経験から人への思いやりが生まれる様になるんです。

とはいえ、全部を受け止めていたらワガママな子になってしまうんじゃないかな…と不安に思ってしまうのも親心ですよね。

やっぱり、人に迷惑をかけるような子にはなってほしくないですもん。

いけない事をした時は、(人に危害を加えるなど)「ダメ!!」だけの言葉じゃなく、なぜダメなのかの理由を目を見ながら話しましょう。

年齢別では、どの様な対応をすればいいのかをお伝えします。

☆1歳☆

まだまだ言葉も完璧では無いけども、徐々に自我が芽生え始めています。

イヤイヤも可愛いものですが、何かで視点をそらす方法をしてみましょう。

例えば、好きなおもちゃがあったら「あ!あっちに〇〇があるよ~。見に行ってみようか(*^_^*)」など違うものに興味を持たせてしまうのもありですね。

☆2歳☆

自我の強者!魔の2歳児です。

個人差はあると思いますが、言葉も少しづつ言い始めます。

しかし、伝える力はまだまだ未熟です。

だけども伝えたい!自分でやりたい!!という欲求は人一倍強くなります。

そして、自我を通そうと、意地を張る…。

1歳の時のように、視点をそらす事が難しくなります。

なにをしても「いやっ!」ばかりの会話になったりと親も大変な時です。

基本の受け止めを大事にしながら「じゃあ、これはどう?」と提案をしてみましょう。

「こっちとこっちならどっちがいい?」と選ばせてあげるのもOKです。

子ども自身が納得すると、案外すんなりとイヤイヤが終わることもあります。

まだ上手く伝えれない時は、言葉を代弁してあげると気持ちが落ち着きますよ♪

☆3歳☆

イヤイヤが、大分落ち着いてきている頃です。

3歳になれば、意思疎通が出来るくらいに言葉も話せているので、お話をして聞いてみましょう。

もし、号泣して上手く話せない時は、落ち着くまで待ってあげて、落ち着いたらお話を聞いてあげましょうね。

2.イヤイヤ期はなんで起こるの?

そもそも、なんでイヤイヤ期というものがあるのかをお伝えしたいと思います。

イヤイヤ期は、子供が成長する上で大切な行動であって、自立へと一歩踏み出した証拠なんです。

自我というものが芽生え、自分の心と葛藤する事で心がぐーんと成長していく時なんですよ。

してもいい事、悪い事、我慢などを経験して覚えていきます。

3.大人目線で考えない!

なにかやっている子どもを見ていると、もどかしい気持ちになったり、手を貸してあげたくなりますよね。

「こうやったら簡単に出来る」という事を、大人はもちろん知っていますから。

でも、子どもは何も知りません。

何でも1からなんです。だから、一生懸命で真剣なんです。

出来ないことを乗り越えて、やり方を覚えるし、出来た時の感動は心に刻まれます。

私も、靴を一生懸命に履く子どもを見て、無意識に手を貸してあげたことがありました。

手を貸した事でジャマをされた!と感じ大泣きされました。

しかも1時間半…(+o+)

それを経験し、口出ししたい時や手を貸してあげたいと思った時は、我慢して見守ることにしました。

大人目線で考えて行動するのではなく、子ども目線に立つ事!これが大事です。

本当にもどかしいですけどね。見守って、心の中で頑張れ!と応援してあげましょう!

4.癇癪(かんしゃく)や、自分に危害を加えてしまう時

自分の言葉では、上手く言えない!

伝わらない!!

自分でもどうしたらいいか分からなーーい!!!

子どもが言葉で伝えるって凄く難しいことなんです。

そんな時、自分に対してのイライラから癇癪をおこしてしまったり、壁に頭をゴンゴン打ち付ける事をしてしまう時があります。

時には、近くの人に物を投げてしまう事も…。

癇癪などを起こしてしまった時は、優しく声をかけてあげましょう。

「〇〇したかってんだよね~」など、気持ちを代弁してあげるのも効果的です。

私の息子は、ブロックで遊んでいる時に、自分の思い通りにいかずイライラ!

近くにあった車のおもちゃを投げてきました。

それが見事にヒット!しかも、目の上の骨に…涙が出るほど痛かったぁ〜(*_*)

こらぁ‼!と怒りたくなりましたが、そこはグッと我慢しました。(自分えらい!)

しかし、自傷行為をしたり、人に危害を加えてしまう事は、危険です。

怒ると余計に大泣きしたり、落ち着くことが出来なくなってしまう可能性があるので、

ぎゅっと抱きしめてあげて安心させて下さい。

その後に、今のはいけないなんだよ。とお話してあげましょう。

5.ママ・パパがイライラしない様にする為には

第一次反抗期「魔の2歳児」とも言われるイヤイヤ期は、親にとっても大変な時期です。

可愛い我が子だとはいえ、自分の気持ちをクールダウンするのは難しい時もありますよね。

当たり前です。

自分が忙しい時(時間に余裕がない時)は、特にイライラしませんか?

例えば、用事があって〇時までには行かなきゃいけない!と決まった時間がある時です。

前もって分かっている場合は、自分が考えているペースよりも30分~1時間前に行動しだすといいですよ。

時間に余裕ができると、気持ちにも余裕ができ、子どもが途中でイヤイヤ!になってもイライラせず対応出来ます。

イヤイヤの泣き声に気が滅入ってしまう時は、子どもの周りに危ない物が無いのを確認してから、離れて見守るをしてみてください。

私は「このままだと手を上げてしまう!」「怒鳴ってしまう…」と感じた時は、少し距離を置いて見守っています。

子どもの怒るペースに巻き込まれてしまうと、自分も怒りたくなってしまいます。

イライラしてしまっている時は、大きく息を吸い込みフーーッと吐き出して見てください。

吐き出す時は、イライラや怒りを出してしまうイメージをすると、結構スッキリしますよ♪

まとめ

自我が強く、思い通りにいかないと所かまわず号泣。

イヤイヤ期は、本当に大変で心身共に疲れ果ててしまう日もあります。

私も何度大きなため息をついたことか…(笑)

しかし、決してママやパパを困らせてやろうとしている訳ではないんです。

自立への大きな一歩を踏み出している、子ども自身も葛藤しながら頑張っているんです!

その事が分かれば、今までとは見方や接し方が違ってくるのではないでしょか。

そして、受け止める気持ちも大事ですが、子どもは何よりもママとパパの笑顔が大好きです(^o^)

今は大変で辛いかもしれませんが「最近、イヤイヤしなくなってきたなぁ。」と思う時がきます。

そして、必ず終わりがやってきます。

成長した我が子に「あの時は大変だったのよ〜」と笑い話に花を咲かせましょう\(^o^)/