感覚あそびにイイおもちゃを選ぶコツとは?

感覚あそびは子どもの成長や発達には欠かせないのは分かるものの、感覚あそびにイイおもちゃはなんだろう…って、おもちゃを見始めるとキリがなく決断に迷ってしまいますよね。

そんな方のために『これだ!』と納得できるおもちゃは【乳幼児の発達段階】に隠れており、いろんな感覚あそびをしましょうと推奨されてます。

適当におもちゃを選んでしまうと、成長するお子さんの可能性をつぶしてしまうことになるかもしれません。

忙しいママにとって、おもちゃを一つ選ぶのもラクなことではないと思います。そんなママにこの年齢にはこんな用途があるおもちゃで感覚あそびしていくとイイと思うことを紹介していきます。

0~4カ月の感覚あそびのおもちゃは何がイイ?

この時期の赤ちゃんの視力は0.01~0.05前後で色覚は【白・黒・グレーから赤→黄色・緑】と見えるように。なのでおもちゃを選ぶ際は色がハッキリしているものを選んでください。

新生児期のおもちゃは視覚を刺激できるものを

視覚刺激にイイおもちゃはつりさげられるモビール。わが家はつりさげができないのでパティー用の飾りを壁の広範囲に貼りましたが、かなり興味をむけてくれてましたよ。つりさげできるご家庭には以下のようなおもちゃがおススメできます。

モビール

視覚を刺激していくと【モノを見る力】をつけ、見たいという意識が【触わりたい気持ちにさせ身体を動かす】ということにつながります。

《触りたい気持ちにさせるおもちゃ》

オーボール ラトル

自分の意思で持てないので、どこからでも指が入って持てるおもちゃがベスト!持たせて遊んでくれたのはウチの場合3カ月を過ぎてでしたが、それまでは音で聴覚を刺激し追視を促しながら遊んでました。

3.4カ月は首が座ってくる時期ですので【聴覚を刺激するおもちゃ】も必要です。音を鳴らすことで興味を引き付けられ、顔をあげる動作につながり首座りが安定していきます。

ねんね時期のおもちゃを選ぶ際は色の他に素材も大事!目の前で遊ぶのでおもちゃを顔に落とすことがありますので素材はぬいぐるみタイプやシリコンを選びましょう。

ガラガラおもちゃ

5~6カ月の感覚あそびのおもちゃは何がイイ?

欲しいものに手を伸ばしたり、口に入れカミカミしたりが多くなる時期。離乳食も始まりますから【感覚あそびの一つ感触あそび】を加えていくと、食材の食感に慣れるきっかけになります。

《感触あそびは肌触り・噛む感触を楽しめるおもちゃを》

 

おススメは水で作るジェルボールを下記に紹介。容器がないので、かんでも丈夫な素材や汁ものを入れるタイプのジップロックに入れましょう。

水で作る ジェルボール

冷やしたり・人肌に温めたりすると温感も楽しめますよ。

保育園やママの中には100均のおしりふき用のふたと段ボールを利用して、ふたを開けたらひもやプチプチ、タオルや絨毯素材の端切れなどの仕掛けがある手作りの感覚あそびコーナーを作ってお子さんと楽しんでいます。

家にあるものでバリエーションを増やしていけるので、お子さんの触りたいモノのおもちゃが作れます。隙間時間に作ってみるのは如何でしょうか。

【感覚あそび おもちゃ 画像】検索でおしりふきの手づくりおもちゃがみれますよ。

7カ月~1歳の感覚あそびのおもちゃは何がイイ?

お座りが安定→ズリバイ→ハイハイ→つかまり立ちと成長していく時期。赤ちゃんの動きたい・触りたいの好奇心にふさわしい感覚あそびは指先を使って遊べるおもちゃです。

 

《お座りが安定したら》

日常生活に欠かせない指を使い摘まんだり、回したり、ボタンを押して音がなったりなど1つで様々な感覚を楽しめるおもちゃを選択するとよいと思います。

NetBabyWorld(ネットベビー)

《ズリバイが始まったら》

キューブから平面にして色んな感覚を楽しめるおもちゃを選ぶと、触りたい気持ちがズリバイを促してくれることにもつながると思います。

プレイゴー アクティビティ キューブ

指先の感覚を使うおもちゃで手先が器用になっていきますので、指先を使う仕掛けがあるおもちゃを選んであげて下さい。

2~3歳の感覚あそびのおもちゃは何がイイ?

スプーンや箸をもったり身支度ができるようになったりと、指先がますます器用になる段階です。また歩く、跳ねる、登るなど動きも活発になりますよね。

この時期には道具を手に持って遊べるおもちゃ、目の前で変化する感覚を楽しめるおもちゃがおススメです。

《変化する感覚を楽しめるおもちゃとは》

定番は丸めたり、切ったりなどの感覚を楽しめる粘土あそび。中でも小麦粘土は道具も使うし、色を混ぜて、色の変化を楽しめます。道具とセットになっているモノを選ぶと形の変化も楽しめますよ。

プレイドー こむぎねんど キッチンシリーズ

《活発な時期の感覚あそびには》

歩くのが安定してきますが、ちょっとし段差につまずきやすい時期。そんなときにちょうどイイのはバランス感覚あそびで体幹や足腰を鍛えて転倒予防効果に。またお外で遊べない日の運動不足にもピッタリなおもちゃをご紹介。

ロディ RODY キッズ 乗用玩具

4~6歳の感覚あそびのおもちゃは何がイイ?

0歳からの感覚あそびを通して培ったことを活かせる集大成ともいえる時期であそびを展開できるようになっていきます。なので視覚で捉えたモノを構成できるおもちゃを!

《視覚でとらえたモノを構成できるには》

指先の感覚を研ぎ澄まして、視覚で形と色のバランス考えながら自分が思ったものを作れるおもちゃがおススメ。

マグトイズ 100ピース MAGTOYS

指先の器用さをみながら小さいサイズのラキューやビーズなどのおもちゃに切り替えていくと視覚でえた情報をもとに立体的に作れたりコントラストを意識できたりし発想が豊かになっていきます。

さいごに

おもちゃで感覚を刺激すると脳が刺激を受け発達し、見るという視覚刺激から触りたい・動きたいと活発になっていきます。

おもちゃを通して出来ないことが出来たという喜びで手先が器用になったり集中力、思考力などがついたりして知能豊かに。

0〜6歳のおもちゃを選択するコツを順にまとめていきます!

  • 白・黒・グレー、赤・黄色・緑がハッキリした色や音のなるおもちゃ
  • 温感、肌触り、口触りなどの感触あそびができるおもちゃ
  • 動きたい、触りたいの好奇心には指先を使う感覚を楽しめる仕掛けがあるおもちゃやズリバイしながら遊べるおもちゃ
  • 歩行安定にはバランス感覚を楽しめるおもちゃ
  • 道具を使い、変化する感覚を楽しめるおもちゃ
  • 視覚で捉えたモノを構成できるおもちゃ

子どもにもおもちゃに対して好き嫌いがあるので紹介させて頂いた商品が最適とは限りませんが、おもちゃを選ぶ際のコツとして参考にして頂けたらと思います。