言葉が遅い子は頭が良い!?~言葉の発達が心配なママへ~

「あの子は上手におしゃべりしているのに、うちの子はいつになったら…」他の子供とわが子の成長を比べてしまった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。ママの悩みの中でも子供の「言葉が遅い」ということは、上位に入るようです。

「言葉が遅いと勉強が出来ない子になってしまうのではないか」わが子を大切に思うほど、見えない将来のことが心配になってしまいますが、大丈夫です。歴史に名を残す「天才」も、言葉が遅かったというエピソードがあります。

では、言葉が遅くても、全く気にする必要はないのでしょうか。言葉が発達すると知的な力も伸びるとも考えられています。そのままでは、子供の知的な力が伸びる可能性を狭めてしまうかもしれません。

子供はいずれ、その子のタイミングでしゃべれるようになりますが、親は子供への関わり方を工夫することによって、言葉の発達を促すことが出来ます。本記事では、子供への関わり方として、「語りかけ」の方法をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

言葉が遅い子は頭が良い!?

「言葉が早い子の方が頭が良いのでは!?」と考える人も少なくないでしょう。しかし、いわゆる「天才」と呼ばれる人達には、言葉が遅かった人も多いことをご存知でしょうか?

たとえば「天才」アインシュタインも、その一人です。彼は5歳になって話せるようになったものの、小学校に入っても滑らかに話すことが出来ませんでした。両親も心配して医者に相談したようです。

一方で、彼は5歳の時に父親から方位磁針をもらい、どのように回しても針が北の方向を指すことに深い興味を持ちました。大人になってからも旺盛な好奇心を持ち続けた彼は、数々の業績を残し「20世紀最高の物理学者」とも呼ばれました。

彼のエピソードから、言葉の早さと頭の良さは必ずしも結びつかない、ということがお分かりいただけたかと思います。

たとえ言葉が遅くても、アインシュタインのように、好きなことに夢中で取り組めたなら、子供の秀でた一面を発見できるかもしれませんね。

ところで、お伝えしたように、言葉が発達すると知的な力も伸びるという見方もあるようです。子供の言葉の発達のために、親が出来ることはあるのでしょうか。

子供への語りかけが大切

子供の言葉の発達のために出来ること、それは語りかけです。意識して色々な言葉で語りかけることにより、子供は多くの言葉を覚えていくことが出来ます。

私はもともと口数が少なく、人前で子供に話しかけるのは抵抗がありました。それでも、子供には豊かな言葉で人との会話を楽しんでほしいという思いがあり、どこにいても頑張って話しかけました。今では自分の子とは思えないほどのおしゃべりです。

言葉の発達のために、語りかけが役立つことがお分かりいただけたと思います。では、具体的にどのように語りかければ良いのでしょうか。

子供への効果的な語りかけの方法とは

「赤ちゃんの頃は過ぎてしまったが、今からでも大丈夫か」と心配される方もいるかもしれませんが、大丈夫です。

そのような場合も、その子の発達の段階に合った語りかけからスタートすれば良いそうです。

子供が話せるようになったら、親子でのコミュニケーションはより豊かで楽しいものになりますし、お互いに言いたいことも理解しやすくなって、子育ても少し楽になりますね。

とにかく何でも言葉に出してみる

散歩をしている時、子供がきれいな花を見ていたら「きれいなお花だね。真っ赤だね」と子供に笑顔を向けながら、言葉に出してみましょう。そういったことを繰り返すことで、子供は物には名前が付いていることを学んでいきます。

さらに、親が楽しんで語りかけることによって、子供も「言葉って楽しい!」と感じることができます。

語りかけられた言葉は、子供の中にストックされていきます。楽しいネタを見つけて、どんどん語りかけましょう。ただし、ゆっくりと、子供の目を見て、子供が聞き取りやすいように語りかけることも大切です。

このように、身の回りの物や出来事を、親も楽しみながら伝えてあげましょう。「〇〇と言ってごらん」などと無理に言わせることは禁物です。あくまで子供が「言葉って楽しい!」と思えることが大切です。

子供が何かを伝えようとしたら、必ず答える

まだ上手にしゃべれなくても、子供が何かを伝えようとしたら、必ず答えてあげましょう。その状況から察して「今、変わった音がしたね。何だろうね」などと返事をします。返事がきちんと返ってくると、子供もまた話したくなると思います。

一方で、子供がせっかく話かけたのに、気付かなかったり、返事が「そうだね」「うん」だけだと、会話が終わってしまいますよね。「この間も飛行機のすごく大きな音がしたよね。びっくりしたね」など、会話をふくらませてあげると良いでしょう。

忙しい時は、子供が何か言おうとしたことに気付かないこともあると思います。その分子供と向き合える時は、短時間でも良いので、子供の様子に注目し、何かを伝えようとしたら、きちんと受け止め、会話をふくらませてあげましょう。

こんな時は身近な人や専門家に相談を

言葉の心配が常に頭から離れないような場合は、保健師、通っている幼稚園や学校の先生など、身近な人に相談してみると良いでしょう。地域のサポートセンターもおすすめです。

話を聞いてもらうだけで、張り詰めた気持ちが楽になることってありますよね。

もし、音が聞こえていない、3歳になっても親の言う事が良く分かっていない、など気になることがあれば専門家に相談しましょう。

子供により、言葉の発達の段階はそれぞれです。いずれ言葉を話せるようになりますので、心配しすぎる必要はありません。

しかし、ママが悩みすぎて辛い場合や、子供に気になることがあれば、ためらわず、一度相談してみてください。

まとめ

これまで見てきた内容は次の通りです。

・「天才」と呼ばれる人も、言葉が遅かった(アインシュタインの話)

・言葉の発達のためには、子供への語りかけが大切

・効果的な子供への語りかけの方法

・とにかく何でも言葉に出してみる

・子供が何かを伝えようとしたら、必ず答える

・悩みすぎて辛い場合や、気になることがある時は相談を

いかがでしたでしょうか。育児書を読んでいる時、ママ友の話を聞いた時など「うちの子は言葉が遅い?」と心配になってしまうことは誰でもあると思います。

アインシュタインのように、言葉が遅くても優秀な人はいます。それは紛れもない事実ですから、心配な時は思い出していただけたらと思います。

最後に、今回参考にした本をご紹介します。忙しい子育て中でも読みやすく、子供の言葉で悩んでいる方におすすめです。読んだ後にホッとできるのではないでしょうか。