生後4ヶ月の赤ちゃん、理想の1日の過ごし方とは?

赤ちゃんが生まれてもうすぐ4ヶ月となると、育児がはじめての方もだいぶ子育てに慣れてきた頃でしょうか?生後4ヶ月ともなれば赤ちゃんの首周りにも筋肉が付き始めて、首がしっかりとすわっている状態になってきます。

また体内時計が発達してくるので昼夜の区別がつくようになり、日中に起きている時間も長くなります。この頃から起きる時間、寝る時間を意識して生活をさせてあげたいです。

赤ちゃんの一日のスケジュールをどのようにすればよいのか悩むお母さんも多いと思います。

「生後4ヶ月だけど、どういう一日を過ごせばいいのかな」

「夜は何時までに寝かせればいいの?」

「何か気をつけるべきことは?」

この記事はこんな不安や悩みがある方に是非読んでいただきたいです。

具体的には生後4ヶ月の赤ちゃんは以下のような内容で一日を過ごせると良いです。

 

・朝は6〜7時に起こしてあげる

・1日の睡眠時間は12時間〜15時間を目安に

・生活パターンを決めてあげよう

・カラダを動かす遊びをさせよう

生後4ヶ月の赤ちゃん、理想の1日の過ごし方

それではここから補足を加えながらどんなふうに過ごさせてあげれば良いのか説明をしていきます。

朝は6〜7時に起こしてあげる

一日の始まりですが、朝6〜7時くらいには起こしてあげるのが良いでしょう。起こす際にはカーテンを開けて太陽の光で自然に赤ちゃんが目覚めてくれるようにするのが良いです。

もし太陽の光で起きないようなら優しくさすって赤ちゃんを起こしてあげて下さい。それでも起きない場合は無理に起こす必要はありません。

前日の疲れが残っていたり、夜中にしっかり眠れなかったりすることもありますので、赤ちゃんが自然に起きるのを待ちましょう。

1日の睡眠時間は12〜15時間を目安に

生後4ヶ月の赤ちゃんに必要な睡眠時間は12〜15時間と言われています、

このくらいを目安に赤ちゃんを寝かせてあげましょう。

また、昼寝の回数は1日2〜3回程度が一般的です。体内時計の発達により昼夜の区別が付き始める頃ですので、夜にまとまって寝ることができるようになる時期でもあります。

・朝は6〜7時に起床

・昼寝の時間は一日合計3時間程度(2〜3回の昼寝)

・夜は9〜10時頃に就寝

上記のような時間で過ごせば十分に赤ちゃんの睡眠時間が取れると思います。

時間はあくまでも目安なので気にしすぎる必要はありません。

生活パターンを決めてあげよう

生後4ヶ月は生活リズムを固定させるのに大切な時期です。起きる時間から授乳時間、お風呂に入る時間、寝る時間まである程度生活パターンを固定して生活をせてあげることが大事です。

1日を決まった生活パターンで過ごしていくうちに赤ちゃんの中にも生活のリズムが生まれます。

カラダを動かす遊びをさせよう

4ヶ月ともなると赤ちゃんはある程度自分でモノをつかめるようになってきます。また、音などにも関心を持つようになりますので、ガラガラなど音の出るおもちゃなどで遊ばせてあげると良いでしょう。

ほかにも柔らかい音のでるボールなどで室内遊びをさせてあげると、適度にカラダを動かすことも出来ますので夜にぐっすり眠ってくれるでしょう。

ガラガラや音の出るボールは赤ちゃんの「視覚」「聴覚」「触覚」などの五感を発達させる効果があります。また、「動かすと音がなる」という仕組みも感じることが出来るので好奇心を培うことも出来ます。

生後4ヶ月の赤ちゃんで気をつけるべきポイント

生まれたころから比べて赤ちゃんも自分で出来ることが増えています、ここからは生後4ヶ月の赤ちゃんの気をつけるべきポイントを見ていきましょう。

転落に気をつけよう

赤ちゃんのカラダに筋肉が付き始めてきていますので、手足をよく動かすようになります。寝返りなども出来るようになってくる時期ですので、高いところからの転落の危険性も出てきます。

 

ベビーベッドやソファで寝かせるときは落下防止の柵を設けるなどの対策が必要です。

誤飲に注意しよう

手足が十分に動かせるようになってきていますので、自分の手でなんでも掴むようになります。そうなると注意しなければならないのは誤飲です。

赤ちゃんは何でも口にいれてしまう習性がありますので、赤ちゃんの周りに口に入れてはいけないものは置かないように注意しましょう。

注意!うつぶせで寝かせない

うつぶせで寝かせることで乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険性があります。

SIDSとは何の予兆もないままに赤ちゃんが死に至ってしまう原因不明の病気です。

「あおむけで寝かせるようにしたほうがSIDSの発生確率を抑えられる」という研究者による調査結果が出ています。また、あおむけで寝かせることは窒息死の危険も回避することができます。

SIDSについて詳しくは下記の厚生労働省のページを参照下さい。

乳幼児突然死症候群(SIDS)について

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html

終わりに

いかがでしたでしょうか。生後4ヶ月の赤ちゃんの一日の過ごし方で大切なのは、「規則正しい生活」であると思います。

ただ、睡眠時間などは赤ちゃんによって個人差がありますので、「ウチの子は睡眠時間が短い・・・」などと心配しすぎなくても良いです。

生後4ヶ月は赤ちゃんがカラダをよく動かすようになります。活発にコミュニケーションが出来るようになる時期ですので、赤ちゃんの成長を実感しながら子育てをしてあげて下さい。