これで生活リズムは整う!生後4ヶ月の1日の過ごし方

赤ちゃんも生後4ヶ月になると、様々な成長が見られるようになります。そしてパパママも少し育児に慣れてくる時期ですね。

この時期の1日の過ごし方はとても大事!生活リズムを整えてあげられるかどうかが、その後の発達に大きく影響します。

もし生活リズムが乱れてしまうと、夜の寝つきが悪くなり、それが日中の機嫌の悪さにつながります。また、脳や自律神経の正常な発達にも影響が出ると言われています。

赤ちゃんの健やかな発達のためにも、規則正しい生活をさせてあげたいですよね?

今回は生活リズムを整えるための生後4ヶ月の1日の過ごし方を、ポイントを絞ってご紹介します。

生後4ヶ月の赤ちゃんの特徴とは?

生後4ヶ月頃になると、昼夜の区別がつくようになり、夜はまとまって寝るようになります。周囲のものに興味を示しはじめ、目で追ったり触ろうとしたりします。

昼と夜が認識できるようになってきますので、この頃から生活リズムを整えていくことが、その後の成長のためにもとても重要になります。

生活リズムを整えるための1日の過ごし方は?

では、生活リズムを整えるためには、1日をどのように過ごせばよいのでしょうか?

今回は1日の中でも、生活リズムを整えるために特に重要になる睡眠とお風呂についてポイントをご紹介します。

【睡眠】これで夜の寝かしつけもバッチリ!

赤ちゃんの睡眠で最大の難関は夜の寝かしつけ。なかなか寝なくてイライラ→赤ちゃんにイライラが伝わり余計寝ない(下手すると泣く)→更にイライラが増す・・・そんな経験はありませんか?

そんなパパママに夜の寝かしつけがバッチリになる準備をご紹介します。

まずは起床時、カーテンを開けて太陽の光を浴びるようにしましょう。朝に太陽の光を浴びることで、体内時計をコントロールしているメラトニンというホルモンの分泌が止まり覚醒状態になります。

次にお昼寝ですが、午前1時間・午後1.5時間〜2時間・夕方30分〜1時間が目安です。あまり長くお昼寝をしてしまうと、夜の寝つきが悪くなります。少し長いかな?と思ったら一旦起こしましょう。

気持ちよく寝ている赤ちゃんを起こすのは心苦しいかもしれませんが、1番大事なのは夜にまとまった睡眠を取ることです。夜のため!と言い聞かせて起こすようにしましょう。

次に夜です。これは大人も同じですが、夜寝る前に強い光を浴びると寝つきや睡眠の質が悪くなります。寝る前はテレビなどのブルーライトを目に入れない、出来るのなら照明も少し暗くしましょう。

さて、いよいよ就寝です。起床時の部分で説明したメラトニンは、起床後14〜16時間後に再び分泌されて赤ちゃんを睡眠へと導きます。これでぐっすり!おやすみなさい。

【お風呂】いつ入れるのがベストなの?

お風呂は赤ちゃんにとってもリラックスタイム。お風呂で気持ちよくなってぐっすり寝てほしいですよね。

もし入れるタイミングを誤ると、夜の寝付きが悪くなり生活リズムも整いません。ではいつ入れるのがベストなのでしょうか?

答えは「就寝1時間前」です。そして可能ならば毎日同じ時間に入れてあげるようにしましょう。

なぜ1時間前が良いかというと、お風呂で温まった深部体温が徐々に下がり、寝るためのベストコンディションになるのがこの時間だからです。

早くお風呂に入ると深部体温が下がりすぎて良くないですし、寝る直前だと体温が上がって覚醒状態なので寝つきが悪くなります。

また、お風呂に入っている時間にも注意しましょう。身体を洗う・湯船に浸かる時間を合わせて15分くらいが目安になります。

まとめ パパママのコントロールが大事!

今回は生活リズムを整えるための生後4ヶ月の1日の過ごし方について、睡眠とお風呂にフォーカスしてポイントをご紹介しました。

睡眠に関しては朝太陽の光を浴びる・昼寝はさせすぎない・夜は強い光禁止というポイントをしっかり押さえましょう。

お風呂に関しては、就寝1時間前に入る・入浴時間の目安は15分というポイントに気をつけましょう。

生活リズムってせっかく整っても、1度ズレると元に戻すのが大変ですよね?「今日はいいかな」と思う日もあるかもしれませんが、そこは気持ちを締め直して、赤ちゃんのためにしっかり管理してあげましょう。

同じ生活リズムの乱れでも、身体も脳も成熟した大人と4ヶ月の赤ちゃんでは与える影響は全然違います。

ここがパパママの頑張りどころです!仕事や家事で大変かもしれませんが、赤ちゃんの健やかな発達のために頑張りましょう!!