生後6ヶ月ごろに増えるぐずりに、どう立ち向かう?

子どもが産まれてはや半年……それまでにもいろいろなことがあり、泣けばあやして泣けば抱き上げ、泣く理由を求めて三千里。

「だんだん泣き方とかわかってきたかと思っていたら、全くそんなことはなかった!」

理由なくぐずることが増えてきた我が子に、どうやって向き合えばいいのかと頭を抱える方、多いのでは?

生後半年後の赤ちゃんには、心身ともに急成長をしている時期です。

この頃のぐずりの大きな要因は生活リズムと言われていますが、考えられる他のことにも目を向けていきましょう!

ぐずって構いすぎても、「甘やかしすぎでは?」「そんなんじゃかまってちゃんになるよ?」なんて言葉も飛び交います。

でも、そんな言葉に惑わされずに、我が子のためにできることを一緒に探しませんか?

生後6ヶ月のぐずり・増加傾向の要因は何?

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朝昼晩問わず、とりあえずぐずる、手がつけられず火がついたように泣く我が子、一体何があった!?と、言葉が通じないのは百も承知でこちらも泣きながら問いかける……

体力がある頃ならいいんですけど、体力なく気力だけでなんとかやっている時期にやられると、ちょっと精神崩壊一歩手前。

ぐずる理由がわかるなら、なんでもしてあげたくなりますが、少し難しいかもしれません。

赤ちゃんがぐずる理由は、赤ちゃんの中にある場合。

言われるグズリの要因として、

  • 生後6ヶ月ごろになると暗闇を怯える
  • ズレていた生活リズムが顕著
  • 人見知りを始める
  • 愛着形成をしていること

と色々言われていますよね。

それらを整えてあげても、どうしてもぐずる。

仕事ができない。ご飯が食べられない。寝れない。

そんな理由は一体何だというのか。考えられる要因として、生後6ヶ月ごろから大量に作られ始めるシナプスが原因かも。

シナプスとは?

https://laurel-note.blogspot.com/2018/12/Neuron-Synapse.html

ですから、この時期は感覚過敏になりやすいとも言えるかもしれません。

シナプスが増えることはもちろんいいこと。

身体の成長も著しく、この時期に首が座り、はいはい、ダッシュなど子供の成長を実感できますよね!

子どもは外のあらゆる刺激を過敏に受け付ける時期に。私たち大人からしたら慣れて当たり前の刺激でも、子どもにとってとても大きな刺激になるようです。

この時期、我が家の長女はぐずりがひどくて、何をするにしても抱っこ紐が手放せませんでした。

また車酔いと同じで、マンションの高い階は彼女にとってかなり揺れを感じていたのかもしせん。2歳くらいまで我が子のくずりは止まりませんでいたが……

シナプスは生後6ヶ月から1歳くらいまで、一時的に大量生産され、徐々に適切な数へと減少していきます。

生後6ヶ月、ぐずられ続けて限界が。

「ぐずってしまう理由は色々あっても」

「どうにか対応できなくてはいしょうがない!」

そう、理由はともかく行動や仕事に支障がきたしてしまってはしょうがない!

じゃあどうしたら?

温もりを感じさせることは重要ですが、それ以上に私たちは今対応しないことも求められているのかも……

どう頑張ってもぐずり続ける子はぐずりますし、それを解消するために試行錯誤することは決して悪いことではありません。

でも、体内で起きている不快感や不安感、感覚過敏などはどうにもできないということを頭に置いておいてください。

もちろん過度な無視をする行為はネグレクトに該当しますが、そうではなく。

泣くことで温もりを与えて、それ以上は赤ちゃんの成長に委ねてみませんか、というお話です。

年配の方からあれこれ言われ、ネットで情報が氾濫する時代です。「何かしなくてはだめだ」という強迫観念に駆られず、適度な諦めと、自分に対して寛容を見直してみては?

泣きたい時もあるだろう、

そもそもどうして私たちは必死に子どもたちをあやし、泣き止むようにするのか。

それは言葉を持たない子どもが不快感を訴えていて、それを解消するため。

子どもの鳴き声(誤字ではありません)は焦燥感を駆られやすい高さになっており、世話をしてもらうと働きかける効果があります。

ですが、赤ちゃんだって人間です。理由もなく泣きたい時があるはずです。

 

新生児の時は快/不快という感情しか認知できませんが、「不快」て大人でもそれを認知するのが大変ですよね。

「自分は今ストレスを感じているけど、どれが要因だろうか?」という感じ。

生理的不快反応にはいくらでも対応できますが、もっと心理的で赤ちゃん自身も理解していない不快を、外部から全て取り除くことは不可能!断言します!

これ以上できることがない、と思ったら諦めてください。

それは決して悪いことではありません。

なぜだかわからないけれど泣きたくなる夜が私たちもあります。泣くことでストレス発散ができることが認められています。

赤ちゃんも泣きながらストレスを発散し、また自分の不快感と向き合っている時間なのです。ですから、諦めてみませんか?

私たちは子どもが産まれた瞬間からベイビーファーストを避けては通れませんが、赤ちゃんは見えないところでも成長しています。

それでもそばに、温もりを。

結論から言いますと、長女のぐずりは2歳近くまで続いたため、私もある程度行くと諦めました。

だって明らかに空腹や排泄、かまってくれと鳴く声と違うんです!

何かしてあげなくちゃ

ああ、泣き止まない、なんてダメな親なんだろう……

と頭を抱えた時期もありましたが、何もできないならただ抱っこしてあげるしかできないよね、と諦めたのです。

それまでは抱いてもぐずり続け、無尽蔵の体力に干からびかけましたが、諦めてからは抱っこするとスヤァと寝るようになったんですよね。

電車の中などで赤ちゃんが鳴き始めると、抱っこしている親はとんでもなく焦りますよね。それは周囲の目が厳しいから。残念ながら日本は子育て世代に優しいとは言えません。

親の焦りは子どもにダイレクトに伝わるものです。

きっと私も「ああお隣さんにまた苦情を言われる……」と早くあやそうとしていました。それがダメだったのかなぁと今なら思います。

子どもは社会で育てるものです。社会の不寛容さが今問題視されていますが、何よりもまず、あなたが自分に寛容になってみませんか

あなたが安心して子育てができる時、赤ちゃんも少し安心できるかもしれません。

まとめ

selective focus photography of baby wearing eyeglasses

本稿のまとめは以下の通りです↓

  1. ぐずりの要因は様々、生活習慣以外にも
  2. シナプスの増加で感覚過敏?住む場所が高い?
  3. 過剰にあやそうとしていない?赤ちゃんの心理的不快感はどうしようもない!
  4. 泣かせるだけ泣かせてあげよう
  5. 他を諦めて赤ちゃんを抱っこできているだけで、あなたは「ちゃんとできている」

赤ちゃんは本当に繊細な生き物ですから、目を離してはいけません。でも、見ていてもできないこと、わからないことはあります。

子育ては諦めと楽しみと寛容から、、、

最後まで読んでくださってありがとうございました☆