生後4ヶ月の赤ちゃんの理想的な1日のスケジュールとは?

生まれてすぐの赤ちゃんは、昼夜関係なく泣いたり、おっぱいを欲しがったり、生活のリズムも定まりません。

育児に慣れない中で、パパやママも寝不足が続き、疲れもたまってしまいますよね。

しかし生後4ヶ月くらいになると、授乳も頻繁だったのが安定し、3〜4時間程度空くようになります。

そうやって少しずつ余裕が出てくると生活リズムを整えたいところです。

生後4か月の赤ちゃんは1日をどのように過ごしたら良いのでしょうか。

この月齢の発育と発達、おすすめの遊びも合わせてご紹介します。

生後4か月の赤ちゃんの発育と発達

生後4か月くらいの赤ちゃんは、笑顔も出るようになり、感情表現が豊かになってきます。

首がしっかりしてきて、たて抱きにしてもぐらつかなくなり、頭を起こして周囲のものを見ることができるようになるので、立体感や遠近感がわかるようになってきます。

たて抱きができるようになると抱っこがしやすくなり、色々な方に抱っこしてもらえるようにもなるので、人とのコミュニケーションも肌で感じることができますね。

そして、あやすと笑ったり、手足をバタバタさせて喜んだり、気に入らないことがあれば身体を反らせて大泣きしたり、体の全身を使っ て感情を表現します。

喃語(なんご)もたくさん話すようになり、機嫌が良いときは、「アーアー」「キャッキャッ」などと声を出す赤ちゃんもいます。

周りを眺めたり、動くおもちゃを目で追ったりしながら1人遊びもできるようになり、そんな姿を見てパパやママも癒されることでしょう。

理想的な1日のスケジュールは?

次に、生後4ヶ月の赤ちゃんの理想的な1日のスケジュールです。

<7時 起床・授乳>

日が昇るとカーテンを開けて自然の光を部屋の中へ取り入れましょう。

それで目を覚ます赤ちゃんもいるでしょうし、パパやママがそっと起こしても構いません。

毎日同じ時間に起きることが生活リズムを作るためにも大切です。

授乳とおむつ替えをして、一緒に遊んだり、忙しい時は赤ちゃんの機嫌を見て1人遊びをさせると良いです。

<9時〜10時 朝寝>

遊んでいるうちに眠くなってくるので、ここで朝寝をさせましょう。

1時間程で切り上げるのが理想的です。

<10時〜12時 遊び・散歩・授乳>

日中に体を動かさないと、夜に眠くならない場合があります。

ベビーカーや抱っこ紐を使って外への散歩や、室内でできる遊びを取り入れて、赤ちゃんに適度な刺激を与えてあげましょう。

遊びや散歩の前と後に授乳の時間を取りましょう。

<12時〜15時 お昼寝>

お昼寝はたっぷりと時間を取ります。

しかし、3時間を超えると夜にスムーズに寝ることができなくなってしまいますので、3時間を超えないように調整し、15時までにはお昼寝を切り上げると良いでしょう。

<15時〜18時 授乳・遊び・お風呂>

お昼寝の後に授乳し、遊んだり、家事をしたりしながら、18時までにお風呂を済ませると寝かしつけもスムーズになります。

パパにお風呂を任せているご家庭だと、この時間帯のお風呂は難しいかもしれませんが、4ヶ月くらいになると首もしっかりするのでお風呂も入れやすくなりますので、ママ1人で赤ちゃんをお風呂に入れることも試みてみましょう。

<20時 就寝>

決まった時間に寝室に行き、授乳をします。

部屋を暗くして眠くなるまで布団の上でゴロゴロしたり、抱っこしたり、添い寝をしたり、その子に合った寝かしつけ方法を決めておくと、すぐに寝てくれるようになります。

<24時前後 授乳>

この時間に目を覚ます赤ちゃんもいると思います。

夜中に泣きながら起きる子もいるでしょう。

授乳をすると泣きやみ、また眠りについてくれれば心配することはありません。

このスケジュールでいくと、1日6回の授乳がバランス良くできているため、生後5カ月頃から始まる離乳食をスムーズにスタートすることができます。

生後4ヶ月のおすすめの遊びはこれ!

1日のスケジュールをスムーズに過ごすことができるように、生後4ヶ月頃のおすすめの遊びをご紹介します。

この頃になると首もすわってきて、寝返りの練習をしたり、うつ伏せで運動させたりすることもできます。

「いないいないばあ」は、手軽にできるおなじみの遊びです。

パパやママの顔を手で隠して「いないいない…ばあ!」とするだけでも赤ちゃんは喜びますが、カーテンやドアの陰に隠れたり出てきたりを繰り返しても楽しめます。

親子のコミュニケーションにもなり、赤ちゃんの見る力も育てることができます。

そしておもちゃを使って遊ぶときは、こちらのおもちゃがおすすめですよ。

にぎる・転がす・振って音を鳴らす、という遊びができ、紐を付けて(専用のホルダーも別売りであり)ベビーカーやチャイルドシートに取り付けたり、軽いので持ち運びも便利です。

家事が忙しい時など、1人遊びをしてほしい時には次のようなものがおすすめです。


こちらは成長に合わせて6通りのジムに変身するメリーです。

生まれてすぐから、立っちができるようになっても遊べます。

寝かしつけや、おむつ替えの時にも使えて便利です。

上記2つのおもちゃはうちの子どもたちも大変お世話になりました。

成長してもしばらく遊んでたくらいお気に入りでしたよ。

まとめ

生後4ヶ月くらいになると、首もすわり抱っこもしやすくなり、夜もまとまって寝てくれるようになるので、パパやママも少しずつ余裕が出てくる頃かと思います。

毎日スケジュール通りに過ごすことは簡単ではありませんが、お散歩やおもちゃなどを上手に取り入れて、なるべく同じ生活リズムを作ることが赤ちゃんの健やかな成長のためにも大事なことです。

感情表現が豊かになってとても可愛い時期なので、パパやママも成長を楽しみながら生活リズムを整えていけたら良いですね。