生後5か月の赤ちゃんに手遊びが良いわけとは?

赤ちゃんが生後5ヶ月くらいになると首もすわり、早い子は寝返りも始まる頃です。視野も広がり周囲に興味津々です。

どんどんチャーミングな仕草を見せてくれて、そろそろ一緒に遊べるかなぁとママも楽しみですよね。

しかしいざとなると、どんなふうに遊んだらいいのか具体的に思いつかないママもいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな時におすすめしたいのが手遊びです。

大好きなママの歌を聞きながらスキンシップもとれる手遊びはこの時期の赤ちゃんにもってこいなのです。

乳幼児の成長は早いものです。出来るだけたくさんのコミュニケーション、スキンシップをとる事をおすすめします。

まだ言葉は分からなくてもパパやママとのコミュニケーションやスキンシップは赤ちゃんの脳にたくさんの刺激を与えて発達を促すからです。

そして何より、触れ合う時間が少なければこの時期にしか見られない表情や仕草を見逃してしまう事になってしまいます。

いよいよ赤ちゃんと遊べるようになり子育ての幅が広がる時期になりましたね。手遊びを通して成長の変化をたくさん発見しましょう。

手遊びのどんなところが赤ちゃんに良いのでしょう?

実は手遊びは赤ちゃんにとって嬉しい効果がいくつもあるのです。

手遊びを繰り返す事でリズム感が身についたり、手足を動かすので運動機能アップにもつながります。

赤ちゃんの手足を動かす力が思いの他、強い事に驚かされますね。

生後5ヶ月頃から赤ちゃんは手足を自由に動かせたり指先も器用になってきます。

この時期は赤ちゃんが手遊びを始めるタイミングとして丁度良いのです。

手遊びの良いところはまだあります。ママが赤ちゃんの体に触れる事でスキンシップがとれます。人はスキンシップをとる事で幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されるのです。

生後1年以内に十分なスキンシップを受けた子供は、その後の成長でもオキシトシンが分泌されやすくなると言われています。

オキシトシンには親子の愛着関係を深めたり、ストレス耐性を強くしたり、記憶力を良くするなど様々な優れた効果があるのです。

私も子供がいますが寝返りを始めた頃から、よく手遊びをしていました。

手遊びをする時に心がけていた事は、赤ちゃんにはオーバーアクションくらいで丁度いいと聞いていましたのでいつもより大きめの声で笑顔でゆっくりと歌いました。

子供が手足をバタつかせてニコニコしていたのを覚えています。手遊びは赤ちゃんのリアクションが面白いですね。

現在4歳に成長したうちの子はずいずいずっころばし、いわしのひらきなどがお気に入りです。好きな手遊びが変わっていく事で成長を感じます。

パパやママが手遊びの効果を意識しながら一緒に楽しくやる事が大切です。

親子で手遊びを楽しみながら赤ちゃんの成長を促す事が出来るのです。

赤ちゃんが喜ぶ手遊びとは?おすすめの3つをご紹介

手遊びとは、歌いながら歌詞に合わせて手や指を使って簡単な動きをする遊びです。パパもママもすぐに覚える事が出来るでしょう。

それぞれの年齢に適した手遊びがたくさんあります。お子さまの成長に合わせて様々な手遊びを取り入れていけます。

ここでは生後5ヶ月の赤ちゃんにぴったりの手遊びをご紹介します。

きゅうりができた

ママが赤ちゃんの足を持ちながら大きく左右に揺らすところがポイントです。運動効果も期待出来ます。

フランスパン

赤ちゃんの手足を何回もさするのでマッサージ効果も高まります。

ぞうきんの歌

体全身をママが触れるので赤ちゃんは楽しいですね。

ママが笑顔でゆっくり歌うと赤ちゃんにも伝わりやすいでしょう。

赤ちゃんによって個人差がありますが手足をぱたぱたさせたり、きゃっきゃっと笑ったり、喜んでいる様子を見せてくれるでしょう。

私にも子供がいるのですが我が子が赤ちゃんの頃にこの手遊びを知り、よくやっていました。

我が子が嬉しそうに手足を動かし、にこにこしていたのを覚えています。

手遊びの定番だけあって赤ちゃんにとって楽しいポイントがたくさん詰まっている、飽きのこない作りになっているんだなぁと感じました。

試しに現在4歳になった我が子に久しぶりにきゅうりができたをやってみたところ、げらげらと笑って大好評でした。

赤ちゃんは繰り返し同じ事をするのが大好きなので毎日何度でも手遊びをしてあげましょう。

このようにまだ言葉が分からない赤ちゃんでも手遊びを通してわくわくする体験が出来るのです。

赤ちゃんが手遊びに興味を持ってくれないときは?

ママとしては、手遊びをした時の赤ちゃんのリアクションが楽しみではありますが、興味の度合は個人差があり、乳幼児はまだまだ集中力も続かないので嫌がる時は無理して続けなくて大丈夫です。

手遊びのタイミングは授乳前はお腹が空いて集中出来ないと思いますのでオムツを替えて気分がさっぱりした後など、赤ちゃんもママもリラックスした時が良いかもしれません。

手遊びをする時はゆっくりしたテンポでオーバーアクションぐらいの表情で歌うと赤ちゃんには伝わりやすいでしょう。

赤ちゃんのリアクションがなくても心配は入りません。ママの手遊びを見入って、じっと耳を澄ませて聞いている場合もあります。

赤ちゃんによって個人差があるので集中している様子でしたら続けましょう。徐々に慣れ、表情や動作の変化が現れるかもしれません。

様々な場面で手遊びは大活躍する?

ママが赤ちゃんのお気に入りの手遊びを理解しているといつでもどこでも赤ちゃんを楽しませてあげたり、落ち着かせてあげれます。

例えば、お友達のおうちへ行った時や、休日の家族でのお出かけ、予防接種や健診などの待ち時間など、赤ちゃんが飽き始めてしまったり、グズり出した時の気分転換に役立ちます。

またパパやおじいちゃん、おばあちゃんと遊ぶ場合にもおすすめ出来ます。

みんなで賑やかに手遊びをすれば赤ちゃんもたくさんの刺激を受けて楽しい時間を過ごせるでしょう。

お出かけ先でも出来る簡単な手遊びうたメドレー動画をご紹介します。

手遊びうたメドレー

手遊びの無料アプリもいろいろありますね。

親子で楽しく手遊び歌

準備や後片付けも不要で、いつでも気軽に始められる手遊びはお出かけ先でも大活躍です。

赤ちゃんが手遊びに慣れていれば、お出かけの際もママも少し気楽に過ごせるでしょう。

英語を覚える日が来るかも?英語の手遊びも楽しんでみては?

今は手遊びを紹介した動画もたくさんありますよね。そこで少し工夫をして、英語で手遊びをしてみるのも楽しいかもしれません。

繰り返し聞く事で記憶の定着につながり、早い段階から英語に触れて身近に感じるようになります。

赤ちゃんは繰り返し同じ事をするのを好むので、いろんな手遊びをするよりもお気に入りを見つけて同じ手遊びを何回もしてあげる事をおすすめします。

楽しく遊ぶのが前提なのでママも発音の良し悪しを気にせず手遊びをしましょう。

赤ちゃん向けの英語の手遊びをご紹介します。ゆっくり歌っているので分かりやすいですよ。

英語で手遊びメドレー

英語が得意でないママでも動画を流しながら真似する事で、赤ちゃんもママも英語の手遊びを楽しめます。

赤ちゃんのペースに合わせて無理なく続ければ、成長してからも英語に親しみを感じるようになるかもしれません。

まとめ

周囲に興味が出てくる生後5ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方に手遊びはぴったりです。

楽しい歌詞とリズムに合わせて赤ちゃんの手足や指先に触れる事で脳の発達を促します。

何よりも親子で楽しい時間を共有して、親子関係を深める事が出来ます。

ママが手遊びを覚えていると、お出かけ先で赤ちゃんが飽きてしまった時も気分転換が出来ます。

歌詞を間違えても気にせず歌いましょう。赤ちゃんとママが一緒に楽しむ事が一番なのです。

お住まいの児童センターや公民館などの赤ちゃん向けのイベントで手遊びを教えてもらえます。いろんなお友達と手遊びをすれば、いつもと違った雰囲気に赤ちゃんの気分も弾むでしょう。

手遊びを通して赤ちゃんの可愛らしい様子をたくさん発見して下さいね。