幼児期に経験する砂場遊びが後々脳に影響するってホント⁉

公園デビューにともないついてくるのが砂遊び。保護者にとっては何も道具を使わなくても遊べちゃう魅力の場、こどもにとってはワクワク、ドキドキ感がたまらい宝庫なのではないでしょうか。その反面手や服が汚れたり、砂に菌が混ざっていないかなど心配な面もありますよね?

この単純な道具「砂」で遊ぶことがが脳にどれだけいいかご存じでしょうか?

たかか砂遊び、されど砂遊びなんです。最初慣れるまでは「手にくっつく」「何これ」という感じかもしれませんが、次第にハマっていく子どもたち。遊び方、道具の使い方、作るもの十人十色ですよね。それぞれの子どもが「考えて」形にしていくことが脳の刺激になり、創造力豊かなこどもに育っていくのです。

親としては、砂を口に入れないか、お友達にかけて嫌な思いをさせたり怪我をさせてしまったりしないか?

といった不安もありますよね。

砂場遊びは子どもの成長・発達を促す隠された効果が沢山あります。

メリットをご紹介します。

幼児期の砂遊びはいつからデビュー?

靴がはけるようになり、外遊びが楽しくなってくる子どもたち。しかし、幼児の砂遊びは一体いつから砂場であそばせていいのか?考えたことはありませんか?

脳に影響を与える砂遊びは、一般的には脳が急成長する3歳までに始めると良いといいます。しかし、その子の性格、好みで違いますので、触ってみたいなと興味が見えたらデビューさせてみましょう。

砂遊びにはいいことだらけ

砂場で遊ぶと服が汚れる、雑菌が気になる等々、大人の目線ではデメリットばかり考えてしまいますよね。しかし、子どもにとって成長に欠かせない最高の遊び場が砂場なんです!

その効果をご紹介していきたいと思います。

創造力が高まる

遊具はある程度遊び方が決まっていますが、砂遊びは遊具の中で、「考える」作業をしなければ形になりません。

ただ、子どもたちはしなければならないのではなく、自然に楽しく「何をつくろうかな」「穴をほってみようかな」と作るという作業をして、脳を刺激しているのだと思います。この興味を持ちながらすることが幼児期にとってきわめて大切な遊び方になります。

五感を刺激して脳を発達させる

解放感のある砂場遊びは五感である目・耳・舌・鼻・皮膚を刺激するのに最高の遊び場なんです。

感覚器官を使う事は情緒が安定するとも言われています。砂遊びした後、こどもが満たされた感じになってると思われた事はありませんか?

何をつくろうと考えながらそれを形にしていく最高の実践の場ですね。

体幹が鍛えられる

体幹を鍛えると姿勢がよくなり集中力があがり学ぶための土台ができます。

砂場って大人でも足元がぐらつきますよね。こどもがそこだ立ったり座ったり歩いたりすることで

バランス感覚を養い、体幹が鍛えられます。砂場はこけても柔らかいので安心ですよね。

協調性や社会性をみにつけることができる

お友達と一緒に遊ぶことで、道具を借りたり貸したり、時には取ってしまう事や取られてしまう事もありますよね。これが、社会性を身に付ける為の練習になるんです。

親が傍について、助言する事や見守ることで、子どもなりにどうすすべきか考えます。

道具を貸すことで一緒に遊ぶ楽しさも学んでいく事ができますね。

免疫力UP

砂の中の雑菌に触れることで、免疫力が高くなります。

抗菌といわれる時代になっていますが、抗菌ばかりしていると菌に強くなる大事な機会を逃してしまいます。

子どもを砂場から遠ざけると免疫力の弱い子になり、アレルギー性疾患になりやすいという研究もされている様です。砂遊びをさせた後はキチンと手を洗い、うがいをさせてあげましょう。

まとめ

砂場で遊ぶメリットは沢山あります。私達大人も小さい頃に経験し、知らない間に培ってきたのではないでしょうか?まとめると、砂場遊びは

・自然の中で自然に脳を刺激する事ができる

・人間性のベースづくりが出来る

・脳だけではなく、体力づくりにもなる

大人でも、このような効果が得られるのであれば、毎日遊んで刺激したいものですね。

これからの時代を担うこどものベースづくりが出来るのも育児の楽しみですね。

どんどん砂場であそばせてあげましょう!

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